2018年6月20日、Amazonが米国でFire TV Cubeの出荷を開始した。4K Ultra HDストリーミングプレイヤーにAmazon Alexaを統合したデバイスで、6月8日より予約開始となった注目の新製品だ。
Fire TV Cube
Fire TV Cubeについて、一応概要をおさらいしておこう。
Fire TVとして50万以上のビデオコンテンツが楽しめるデバイスに、Alexaを搭載したことで数万あるスキルが使える。Alexa経由で音声で、TVの電源を入れて、チャンネル変更、ボリューム変更、そしてAmazon Prime Videoの再生などが指示するできる。Amazon Prime会員にとっては今最も魅力的なデバイスだと思う。
Fire TV Cubeの価格は119.99ドル。(日本円でおよそ13,200円)。Fire TV CubeとAmazon Cloud Camとセットは通常239.98ドルのところ、40ドル・17%OFFの199.98ドルとなっている。
なおHDMIケーブルは別売りなので持っていない場合は別途購入する必要がある。
Fire TV CubeとEchoとの違い
Fire TVにAlexaを搭載したことでAmazon Echoと違う動きをする場合があるのには注意が必要だ。
Alexa Blog / Enhance Your Skills for Fire TV Cube, a New Amazon Device Where Your Skills Can Shine
Fire TV Cubeの音声制御については、Alexaカスタムスキルに似た名前のFire TVアプリがある場合、Fire TVアプリが優先されて起動する。Alexaカスタムスキルを起動させる場合には呼び出しの最後に「Skill」という発話を追加する必要があるのだ。ここがAmazon Echoとの違いとなる。
Alexa, open CNN
→ CNNのFire TVアプリが起動する。
Alexa, open CNN Skill
→ 末尾に「Skill」とついているのでFire TVアプリではなく、
CNNのAlexaカスタムスキルが起動する。
■通常の場合(Amazon Echoと同じ動作)
Alexa, play Jeopardy!
→ Alexaカスタムスキル「Jeopardy」が起動する。
Alexa, play my flash briefing
→ Alexaフラッシュブリーフィングスキルが起動する。
Alexa, show the front door
→ Alexaスマートホームスキルが起動する。
このルールを知らないとAlexaスキルが起動できないことがあるかもしれない。
僕はこう思った:
はやくFire TV Cubeの日本語版が欲しいですね!
ロボスタ / Amazon Echo