2018年9月24日、MicrosoftがCortanaの企業固有のスキルを構築するためのプラットフォーム「Cortana Skills Kit for Enterprise」を発表した。
米オーランドのMicrosoft Igniteカンファレンスで発表されたもので、Microsoftの強みを活かしたB2B戦略となっている。
なお、企業内だけで使えるスキルという展開は、職場向けAlexaサービス「Alexa for Business」のプライベートスキルのコンセプトと全く同様なものだろう。
現在、「Cortana Skills Kit for Enterprise」は誰もが使えるものではなく、招待者のみ利用可能な状態となっている。専用フォームからプライベートプレビュー版の利用申し込みをした上で、Microsoftからの連絡を待つ必要がある。フォームにて企業名、従業員数、業種、国(日本も選べる)、Azure Active Directoryの利用有無、組織内のWindows 10導入率、社内コミュニケーションツールなどに回答する必要がある。
Source:Microsoft
僕はこう思った:
Microsoftらしい戦略だと思います。Cortanaは企業向けにより進化させ、家庭向けにはAmazon Alexa連携でフォローするという戦略でユーザーのニーズは満たせそうですしね。