居住空間向け自律輸送ロボット『カルガルー』を初公開 「横浜ロボットワールド2021」にRoboSapiensが出展

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株式会社RoboSapiens(以下、ロボサピエンス)は「横浜ロボットワールド2021」に初出展し、居住空間向け自律輸送ロボット『Karugaroo』(カルガルー)や巻尺を用いた伸縮突出アクチュエータ『BambooShoot Actuator』(バンブーシュートアクチュエータ)を日本で初公開することを発表した。

居住空間向け自律輸送ロボット『Karugaroo』(カルガルー)

近年、ロボット技術はさまざまな分野で使われ、その技術は目覚ましい発展を遂げている。ロボサピエンスは「人を中心としたロボットづくり」を基本的な理念として、ロボットによって物理的な障害を無くし自動化することで、全ての人々に豊かで安全かつ持続可能なインフラを提供していくことをミッションとしている。
『Karugaroo』はロボサピエンスが開発した自律輸送ロボット。物を輸送するだけでなく、会話をしたりジェスチャーでコミュニケーションを取ったりすることができる。物理的にスイッチなどを押下できるシッポの機構を搭載し、エレベータの乗り降りやインターホンの押下を自律的に行うことができるため、特別な連携をすることなく既存の建物にすぐに導入することが可能。また、ポケットにタブレット端末を装着しているため、バーコードを読み取って商品を購入することができたり、端末に部屋番号を入力すると指定した部屋まで物を自律的に運んだりすることができる。


居住空間向け自律輸送ロボット「Karugaroo」(カルガルー)


オーダーを受けると、食品や宅配物を指定された部屋の前まで自律的に運ぶことができる。※画像は使用イメージ。
『Karugaroo』が活躍するシチュエーション
【オフィスでは】
・お茶出しや顧客対応

【マンション内では】
・フードデリバリーや宅配物の、ロビーから部屋までの輸送
・マンション内での小売販売

【医療機関では】
・病院における非接触での薬の運搬


巻尺を用いた伸縮突出アクチュエータ『BambooShoot Actuator』

『BambooShoot Actuator』(バンブーシュートアクチュエータ)は巻尺の機構を用いた、コンパクトな収納スペースで大きなストロークを可能とする伸縮アクチュエータ。「BambooShoot = たけのこ」のように地面から突き上げるような動きが可能。通常のリニアアクチュエータの場合は、50cm突出させようとすると、50cm以上の収納スペースが必要になるが、『BambooShoot Actuator』はそのような収納スペースは不要。軽量で可動域が広く手頃な価格で導入が可能。


巻尺を用いた伸縮アクチュエータ BambooShoot Actuator(バンブーシュートアクチュエータ)※画像は開発中のもの。特許取得済み。


横浜ロボットワールド2021と出展内容について

【横浜ロボットワールド2021 開催概要】

会期2021年11月10日(水)~11日(木) 10:00~17:00
会場パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
出展対象ロボット開発技術、駆動技術、認識技術、判断・制御・AI(人工知能)技術、通信技術 等
主催横浜ロボットワールド実行委員会
ホームページhttps://www.srobo.jp/

【出展概要】

日時2021年11月10日(水)~11日(木)10:00~17:00
ブース3-19
出展内容1.居住空間向け自律輸送ロボット『Karugaroo』
・物を運んだり、コミュニケーションを取ったりすることが可能
・スイッチを押下できるシッポの機構を搭載しており、エレベータの乗り降りやインターホンの押下を自律的に行うことが可能

2.巻尺を用いた伸縮突出アクチュエータ『BambooShoot Actuator』
・巻尺を用いた独自の仕組みで省スペースかつ大きな伸縮動作を実現
・軽量で可動範囲が広く、手頃な価格で導入が可能
・輸送ロボットにおける押下の動作に最適

株式会社RoboSapiensについて株式会社RoboSapiensは人と触れ合うことを前提としたロボット開発・インターフェース設計を行っている。「ロボットで人々の生活を豊かで持続可能なものにする」を理念として、人を中心としたロボット作りで、物理的な障害を無くし、すべての人が豊かで安全な生活を送れる社会を目指していく。
関連サイト
株式会社RoboSapiens
《山田 航也》

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山田 航也

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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