歓声と感動のナイトステージ!勝田貴元選手、満身創痍のマシンで駆け抜けた!トップタイムは・・ WRCラリージャパン

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歓声と感動のナイトステージ!勝田貴元選手、満身創痍のマシンで駆け抜けた!トップタイムは・・ WRCラリージャパン
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WRC「フォーラムエイト・ラリージャパン 2025」、2025年11月8日(土)の最終SS14は、豊田市の市街地と河川敷(白浜公園)を駆け抜けるナイトステージ、スーパーSS「豊田市SSS」で行われた。

ここまでのラリーでは、ヌービル組とマッカリーン組がリタイア(デイリタイア)により出走できず、さらに勝田貴元組も直前のSSでマシンを大破。出走が危ぶまれる状況だった。

スカイホール豊田の観戦エリアを精密なドリフトで駆け抜けるオジエ組
豊田スタジアムをバックに轟音を上げて走るラリーカーたち

スタート前の会場の様子。日が落ちてからのスタート、ナイトステージだ。

河川敷(白浜公園)エリア
河川敷(白浜公園)エリア

スカイホール豊田エリア

観戦エリアのひとつはスカイホール豊田。タイヤウォーミングゾーンでは、スピンターンでタイヤを温めるチームの姿も見られた。

スタートを待つラリーカーたち。エバンス選手とオジエ選手の姿も見える
スカイホール豊田の観戦エリア

周囲が暗くなった頃、いよいよ緊張感が高まり、ロバンペラ組が先陣を切ってコースへ飛び出した。

河川敷の観戦エリアでも歓声の嵐

ラリーカーは堤防を勢いよく駆け下り、河川敷の観戦エリアへ。
多くの観客が見守る中、直角コーナーやドーナツターン、360度ターンなど、見どころ満載のセクションが続いた。

ロバンペラ選手
ロバンペラ選手

競技車が間近を通過するたびに観客は、その正確なハンドリングと、迫力ある轟音に酔いしれた。

オジエ選手
パヤリ選手
ミュンスター選手
タナック選手
エバンス選手

河川敷を駆け上がった先、クライマックスは大橋を駆け抜けてのゴール。観客や番組視聴者は、貴重な光景を目にすることになった。

歓声と感動に包まれた夜

最も盛り上がったのは、勝田貴元選手がスタートラインに立った瞬間だった。会場には歓喜の声と拍手が響き渡る。
満身創痍のマシンを必死に操り、勝田選手がゴールへとたどり着いた時、観客からは再び大きな拍手が送られ、会場は感動に包まれた。

満身創痍のマシンで走る勝田貴元組

テレビ番組との連動企画も行われ、大型ビジョンを備えた特設ステージでは、観戦者のボルテージが最高潮に達した。

SS14(豊田市SSS)では、この短いコースにもかかわらず、オジエ組がエバンス組に1.6秒もの差を付けてステージ優勝を果たした。
オーバーオールの順位では、オジエ組のリードは6.5秒に拡大、エバンス組が追う。3位はフルモー組、23.6秒差。

■豊田市SSSの順位
1 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組
2 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組
3 エイドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア組
4 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組
5 サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組
6 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組
7 グレゴワール・ミュンスター/ルイ・ルーカ組
8 ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ組
9 オリバー・ソルベルグ/エリオットエドモンドソン組
10 アレハンドロ・カチョン/ホルハ・ロサダ組
12 山本雄紀/ジェイムズ・フルトン組
13 ヘイキ・コバライネン/北川紗衣組
15 新井大輝/立久井大輝組
16 鎌田卓麻/松本優一組
17 福永修/齊田美早子組

いよいよ明日、ラリージャパンは最終日を迎える。勝負の行方から目が離せない。

《神崎 洋治》

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神崎 洋治

神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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