ラリージャパン最終日は雨の決戦、勝田選手が岡崎で2連続トップタイム、総合ではトヨタGRが表彰台を独占

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ラリージャパン最終日は雨の決戦、勝田選手が岡崎で2連続トップタイム、総合ではトヨタGRが表彰台を独占
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FIA 世界ラリー選手権(WRC)「フォーラムエイト・ラリージャパン2025」の最終日となる11月9日(日)は、額田SS(三河額田)、三河湖SS、岡崎SSS(スーパースペシャルステージ)の3ヶ所で合計6本の競技ステージが行われた。天候は朝から雨。

時間帯によって雨脚が強まったり弱まったりを繰り返し、1台ずつタイムアタックを行うラリーでは、路面状況の変化が各選手のタイムに影響を与えたと見られる。

ロボスタ編集部は岡崎SSSの2本と、最終パワーステージとなる三河湖SSを現地で取材した。

岡崎SSS:雨中で勝田貴元が意地の走りを披露

岡崎SSSは岡崎中央総合公園で開催され、強い雨にもかかわらず多くの観客が世界最高峰のモータースポーツのひとつ、WRCを楽しもうと詰めかけた。

この岡崎SSSでは、SS17とSS18の2本が行われ、前日のクラッシュでデイリタイアとなっていた勝田貴元組が、SS17でオジエ組と同タイムのトップをマーク。

続くSS18でも、2位のタナック組を0.1秒差で抑え、再びトップタイムを記録した。

最終パワーステージ・三河湖SS:オジエが雨を制す

最終のSS20は、三河湖の全長13.98kmのパワーステージ。ここでも激しい雨が降り続いた。

朝から安定した速さを見せていたオジエ組が鬼神の走りでエバンス組を0.1秒差で下し、フィニッシュ。

一方の勝田組はスピンと右前輪のパンクに見舞われ、惜しくもタイムを落とした。

【三河湖パワーステージ結果】
1位 オジエ組
2位 エバンス組
3位 ロバンペラ組
4位 タナック組
5位 ミュンスター組

総合優勝はオジエ組、若手パヤリが初表彰台

この結果、ラリージャパンの総合順位はオジエ組がエバンス組に11.6秒差をつけて優勝。
3位には若手のサミ・パヤリ組が入り、自身初のWRC表彰台を獲得した。

©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

【ラリージャパン2025 総合順位】
1位 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ
2位 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン
3位 サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン
4位 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ
5位 グレゴワール・ミュンスター/ルイ・ルーカ
6位 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン

来場者数は53万人超、2026年は5月開催に

今大会の来場者数は、観戦エリア、サービスパーク、オフィシャルイベント、イベント会場、沿道応援などを含めて計530,600人に達した。

次戦は最終戦のサウジアラビアラリーで、2025年11月28日(現地時間)に開幕する。
また、2026年シーズンのWRCは全14戦が予定されており、日本大会「ラリージャパン2026」は第7戦として5月に開催される。
日程は2026年5月28日(木)から31日(日)で、愛知県と岐阜県を舞台に行われる予定だ。

《神崎 洋治》

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神崎 洋治

神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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