鳥羽商船高等専門学校(三重県鳥羽市)情報機械システム工学科の学生チームが、令和8年3月11日(水)に東京で開催された「WiCON2025」の本選に出場し、Siraisi-labチームが協賛企業賞「安藤ハザマ賞」を、ezaki-lab.mobaチームが「奨励賞」を受賞した。
WiCON2025とは?
WiCONは、全国の高等専門学校の学生を対象に、無線通信技術を活用した地域課題の解決や新たなビジネス・サービスの創出に挑戦するコンテストだ。アイデア検討にとどまらず、システムの技術実証までを行う実践型であることが大きな特徴となっている。
本選は令和8年3月11日(水)13時から18時30分まで、東京大学 伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3-1)で開催された。
主催はWiCON運営協議会(一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会、一般財団法人全国地域情報化推進協会、独立行政法人国立高等専門学校機構)で、総務省が共催。
2チームが本選出場、三重の地域課題に挑む
鳥羽商船高専からは2チームが厳しい審査を突破し、本選大会に出場した。
受賞区分 | 研究室名 | 発表内容 |
|---|---|---|
協賛企業賞(安藤ハザマ賞) | Siraisi-lab | ロボット犬を用いた完全自動害獣対策システム |
奨励賞 | ezaki-lab.moba | 水中カメラでのステレオ視による海底地形の3次元形状復元およびAIによる藻場の計測 |
いずれも三重県が抱える地域課題に着目した取り組みであり、これまでに培ってきた「ものづくり」の知識と技術を活かした学生ならではの発想による解決策の提案だ。
当日は約8か月間にわたり技術実証に取り組んだ成果を、デモンストレーションとプレゼンテーションを通じてアピールした。
今後の展望
鳥羽商船高等専門学校は、明治8年(1875年)に航海測量習練所として創基し、明治14年(1881年)8月20日に三重県鳥羽町に鳥羽商船黌として創立された、日本にある5商船高専のうち最も歴史の古い商船系高等専門学校だ。商船学科と情報機械システム工学科の2学科で構成され、地域社会から世界まで幅広く活躍できる技術者の育成を行っている。

今後も学生たちは、それぞれの地域課題に対する研究・開発を継続し、さらなる発展と実用化を目指して取り組んでいく方針だ。

