Industry Alpha株式会社は、古賀電機株式会社において、同社が開発するAMR(自律走行搬送ロボット)「Kagero」の導入を開始した。
ローカル5Gを活用した通信環境のもと、工場内での製品および材料の搬送を自動化することで、現場作業の効率化と作業負担の軽減を図る。あわせて、製造現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)およびGX(グリーントランスフォーメーション)の推進を目指す。

古賀電機が抱えていた3つの課題
半導体製造装置等に用いられる樹脂部品の製造を手がける古賀電機では、製造現場において複数の課題を抱えていた。具体的には、新入社員の育成、拠点間の移動を伴う業務、そして工場内での製品・材料搬送の人手依存という3点だ。
特に工場内の搬送作業については、人手による運搬が多く、作業負担や業務効率の観点から改善の必要性が高まっていた。今回のAMR「Kagero」導入により、搬送業務の自動化と現場作業の効率化を図る。
エレベーター連携とローカル5Gが実現する高度な自動化
今回の導入における主な特徴は2点ある。
エレベーターとAMRの連携
フロア間をまたぐ搬送の自動化を実現し、工場内の複数階にまたがる物流の効率化を図る。
ローカル5Gを活用した通信環境の整備
工場内では、壁や棚などの障害物による電波干渉や、複数機器の同時接続による通信の不安定化が課題となるケースが少なくない。ローカル5Gはこうした環境においても安定した通信品質を確保できるため、AMRの自律走行に必要なリアルタイムな位置情報の送受信や、周辺機器との連携をよりスムーズに実現する。
Industry Alphaは今後も、AMRを中心としたロボティクス技術と通信技術を組み合わせ、製造・物流現場の自動化とスマート化を推進していく方針だ。導入の進め方や活用方法についても、各企業の状況や目的に応じて柔軟に対応できる形で自動化の実現を支援するとしている。
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