CartFit株式会社は、総務省が推進するスタートアップ支援プログラム「令和8年度ICTスタートアップリーグ」に、研究テーマ「既存カートを即ロボット化する後付け式のAI自律走行キット」で採択されたと発表した。
ICTスタートアップリーグとは
ICTスタートアップリーグは、総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度から開始されたプログラムだ。
研究開発費の支援に加え、伴走支援や情報発信面でのサポートを通じて、社会実装に向けた事業成長を後押しする仕組みとして運営されている。

後付けキットで既存カートをAI化、数万円から導入可能
CartFitが開発するのは、既存の台車・カートなどの移動体に後付けできるAI自律走行キットだ。独自の認識モジュールと制御アルゴリズムを核に、自動追尾・自律走行・遠隔操作・データ収集などの機能拡張を可能にする。
物流・商業施設・空港・工場などにおける搬送業務や移動体運用の省人化を目指しており、高価な専用ロボットへの全面置換ではなく、現場で既に使われている車両を活かしながら数万円から段階的に機能を追加できる点が同社の特長だ。導入ハードルを抑えながら、より現実的なロボティクス導入を実現するアプローチとして注目される。

実証拡大と走行制御の高度化へ
今回の採択を機に同社は、後付け式AI自律走行キットの適用性向上、走行制御の高度化、複数ユースケースにおける実証機会の拡大を推進する方針だ。屋内外での運用や多様な移動体への対応も視野に入れ、現場に導入しやすいロボティクスの社会実装を進め、搬送・運搬領域の省人化に貢献していくとしている。
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