世界初!ロボット同士の結婚式「ロボ婚」が開催されました!
6月27日(土)、東京・表参道の青山CAYにて、よしもとクリエイティブ・エージェンシー主催のロボット同士の結婚式「ロボ婚」が開催されました。新郎は明和電機開発の頭がお風呂の椅子のロボット「フロイスロボ」。新婦は藤堂高行氏が開発した視線を合わせることができるロボット「ロボリン」。
世界初の試みとなったこのロボット同士の結婚式。一体どのような内容になったのでしょうか?
新郎新婦入場
当日は100名以上の方々が会場に集まりました。入場料は1万円。
Pepperを連れてきている方も。イベントの開催概要には「ロボット同伴大歓迎」と書かれていました。(写真はロボットパートナーとして活躍中の太田智美さん)
司会は感情認識ロボット「Pepper」と、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの陣内智則さん、元NMB48の山田菜々さんが務めました。
バイバイワールド制作のリアル拍手ロボット「音手(おんず)」が会場を盛り上げます。手の形状が少し変化し、より大きな音が出せるようになったようです。
そして新婦「ロボリン」が入場。開発者の藤堂高行氏とともにバージンロードを歩きます。
新郎「フロイスロボ」も入場。開発者の明和電機の土佐社長とともに登場です。
祝辞、そしてケーキ入刀
祝辞は「フロイスロボ」「ロボリン」共に誕生当時からの知り合いである慶應義塾大学の稲見昌彦教授。
「はじめて会ったときはフロイスロボはまだ頭しかなかった。ロボリンも目しかなかった。」と思い出を語り、会場の笑いを誘いました。
そしてケーキ入刀。フロイスロボの体から入刀用の包丁が出現し、ケーキを真っ二つに。
人間同士の結婚式と同じように、参列者の方々が近くに集まりケーキ入刀の瞬間を写真に収めます。
ロボットの構造について
続いて土佐社長よりフロイスロボの構造についてのお話。
風呂の椅子が頭になっているロボットなので、フロイスと名付けられました。
フロイスは100円ショップとホームセンターで買えるもので作られているようです。
そして今度はロボリンの構造のお話。有名な「あの方」に似ていますが、今回は名前を出すことはNGなようです。
通常のロボットは首の動きと目線の動きが連動してしまいますが、ロボリンは人型のものに反応し、目線だけがそちらに向くように設計されています。この目線の動きの研究は昨年、総務省が推進している「異能プロジェクト」にも採択されました。
ロボットによる余興の数々
ロボットたちによる余興も数々披露されました!
ロボットバンドによる演奏!
Pepperによるギャグ30連発!
こちらはPepperのギャグ30連発の後編。陣内さんのツッコミもあって、すごく盛り上がりましたね!
CMで話題のあのロボットも
ビートたけしさんとの共演で話題の「DMM.make ROBOTS」のPalmiもお祝いに駆けつけました。
大人気です!
コマネチも披露!
Palmiは続けてAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」も歌ってくれました! 元NMB48の山田菜々さんと、明和電機がプロデュースするアイドルグループ「NUT」のバックダンサーを務めるロボット?たちが後ろで踊ってくれています。
ロボット・・・?
その後はブーケトスがおこなわれたり
伸びる口による誓いのキスがおこなわれたりと大盛り上がり。
最後は土佐社長、藤堂さんからそれぞれロボットに対するメッセージと歌が送られ、結婚式は大盛況の中 幕を閉じました!
ロボ婚を終えて
ロボット同士の世界初の結婚式。皆様はどう感じられましたでしょうか? 表向きはロボットと人が融合した「エンターテイメントショー」でしたが、結婚式という社会的なイベントを通じて、人間の社会を普段とは違った角度から見ることができた気がしています。人間とロボットが恋をしたり、ロボット同士が恋をするような未来が本当に来るのかもしれませんね。
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ロボットスタート株式会社ロボットスタートはネット広告・ネットメディアに知見のあるメンバーが、AI・ロボティクス技術を活用して新しいサービスを生み出すために創業した会社です。 2014年の創業以来、コミュニケーションロボット・スマートスピーカー・AI音声アシスタント領域など一貫して音声領域を中心に事業を進めてきました。 わたしたちの得意分野を生かして、いままでに市場に存在していないサービスを自社開発し、世の中を良い方向に変えていきたいと考えています。