「スマートハウス連携アプリを作ろう!キックオフ」に行ってきた。 #pac2015w
10月18日(日)、アトリエ秋葉原で開催された「Iotデバイスいっぱい来るよ!リノベるConnectly lab.様協力 スマートハウス連携アプリを作ろう!キックオフ」に行ってきました。
イベントページでの説明はこちらです。
https://pepper.doorkeeper.jp/events/33018
今回は株式会社リノベるが新しく提案するスマートハウスショールーム【Connectly Lab.】のご協力で様々なIoT機器アトリエに持って来ていただいております。
IoT機器とPepperを連携させることで、どのような事ができるか、あなたの持っているアイデアを試してみてください。
Connectly Lab.の木村様やSoftbank Roboticsの河田様のハンズオンやワークショップをベースにPepperとIoTデバイスをつないで新しいスマートハウスの形を考えてみましょう。
会場はおなじみのアルデバラン・アトリエ秋葉原。一部ではPepper開発の聖地と呼ばれています。
Pepper App Challenge 2015 Winterコンテスト応募締め切りまで、(10月18日時点で)残り14日です。
アトリエ秋葉原では、コンテストに向けた諸々が開催中です。参加は、アトリエ秋葉原のDoorkeeperから受け付けています。
アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBank | Doorkeeper
https://pepper.doorkeeper.jp/
最初にソフトバンクロボティクス川田さんから、今回の趣旨について説明です。
今回はリノベるさんのご協力で、このような会が開催されることとなりました。PepperのIotとの連携は、まだ行っている人が少ないと思うので、アトリエでPepperとIot連携の事例をお伝えします。
そして、今日で色々なIot-Pepper連携アプリをつくって、それをPepper App Challenge 2015 Winterに応募しましょう!
Pepper App Challenge 2015 Winter
http://www.softbank.jp/robot/special/app-challenge/pac/
続いて、株式会社リノベる、木村大介さんです。
最初にリノベるの自己紹介です。
住宅を買おうと思うと、いくつかの購入の選択肢があります。価格・デザイン自由度・資産価値にそれぞれメリット・デメリットがありますが、リノベるでは「中古+リノベーション」を提案しています。
リノベるが運営するConnectly Lab.の紹介です。
世界中の技術とアイデアが集まる場所で、世界中のIotデバイスを集めています。現在18個のIotデバイスが揃っています。
Connectly Lab.では、開発しやすい環境をオンライン、オフラインで整備しています。
すべてのIotデバイスを実際に試すことができます。デバイスのハックや検証がその場でできて、作ったアプリを展示することができます。
全てのデバイスはAPIに繋がります。ドキュメントやWebサービスも各種登録済みなので、デベロッパーにとって非常に便利な場所ですよ。
リノベる。Connectly Lab.
http://www.connectly.net/
ロボットスタートでも見学に行った時の記事がありますので、そちらもご覧ください。
IoTデバイス満載の最先端スマートハウスショールーム「リノベる。Connectly Lab.」行ってきた!
http://robotstart.co.jp/news/iot-smarthouse-showroom-renoveru-connectly-lab.html
【スマートホーム】Pepperお披露目会@Connectly Lab.に行ってきました【実験場】
http://robotstart.co.jp/news/pepper-connectly-lab-event.html
続いて、Iotデバイスの紹介です。
■Hue
色と明るさを設定可能なスマート電球です。豊富な開発事例があり、ITFFF・MESH・Kadecotと連携できます。
■Bravia
ソニーの液晶テレビ、実はAPIがあります。テレビリモコンできる機能はほぼ全てAPI経由でも可能で、Webサイトの表示も行えます。
■Netatmo
温度、湿度、気圧、騒音、二酸化炭素を計測し続けてくれるガジェットで、それらのデータを取得するAPIがあります。ITFFF・mythingsと連携できます。
■FlowerPower
植物の土の状態(水分、栄養、温度、日照など)をモニタリングできるガジェットで、それらのデータを取得するAPIがあります。ITFFF・Kadecot(?)と連携できます。
■Echonet Lite対応エアコン
最近のダイキンとシャープのエアコンは全部ネット対応していて、センサーの値の取得ができます。モードやON/OFFの切り替えが行えます。
■Mesh
iPadaアプリで簡単にプログミラングができます。GPIOタグを使うと可能性は無限大です。
■BOCCO
Connectly Lab.ではAPIの利用が可能です。BOCCOについてはこちらのレビューもご覧ください。
(参考:【レビュー】ユカイ工学「BOCCO(ボッコ)」を実際に使ってみたよ)
■COCOROBO
シャープの自動お掃除ロボットです。テキストを喋ってくれたり、音声認識機能があります。前後左右、ホームに戻るなどの操作も可能です。
(参考:Pepper×COCOROBO RX-V200連携R2Rアプリワークショップ)
ソフトバンクロボティクス河田さんからのデモンストレーションです。
Choregrapheを使ってIotデバイスとPepperを接続するところまでは、河田さんで設定済みです。
ChoregrapheからHUEの操作が行えます。BOXをダブルクリックすると、HUEを赤色に変えられます。
今度はHUEを青色にしてみました。
カラーチャートで電球色の指定も可能です。
これらが全てがChoregrapheを使い、Pepper経由でHueを操作しています。
ソニーのBraviaを設定するコマンドです。これをコピペして使用すると、リモコンで行えることがほぼChoregraphe-pepperから行えます。
iRemoconです。ネットワーク接続可能な高機能学習リモコンです。これをつかてChoregraphe上から扇風機の操作をして、成功したらpepperがガッツポーズをするというデモをやってみます。
この黒い丸いのがiRemoconです。
ダイソンの扇風機の近くにiRemoconを置いて、Choregrapheから操作をしてみます。
操作成功です。pepperが小さくガッツポーズを行いました。
FlowerPowerで取得したログをChoregrapheで見ることのできるBOXです。実際のChoregraphe画面で見てみると、ログが確認できます。
この後、使ってみたいガジェットごとにチーム分けをして、Pepperと連携して何が行えるか、みんなで知恵を絞り、色々とトライしてみました。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。