「PepperとBlueMixをつないでみた!体験談」を聞いてきた。

10月25日(日)、アトリエ秋葉原で「Pepper とBlueMixをつないでみた!体験談」が開催されました。

Tech in Asia IoT Business Campで、IBM BlueMix と Pepper をつないでみたチームLinker窪田さんから経験談をお話頂けるというイベントです。

イベントの紹介ページはこちらです。

Tech in asiaハッカソンでBluemixとPepper、その他IoT機器をつなぎこんだプロダクトを作って下さった”Linker”チームさんがご協力してくださる事になりました。

各種IoT機器をおりまぜたSNSのようなサービスの提案です。

BlueMixとPepperとのつなぎ込みや、IoT機器とPepperの連携に興味のある方は是非ご参加いただければと思います。

https://Pepper.doorkeeper.jp/events/33676


会場はおなじみのアルデバラン・アトリエ秋葉原。一部ではPepper開発の聖地と呼ばれています。

今日の会場はいつもと違う 3331 Arts Chiyoda の地下のB104教室です。

今日お話いただくのは、チームLinkerの窪田さんです。メンバーはみんな昼は会社員をしていて、土日に作業をしているそうです。

まずは現状の背景について。今後Iotデバイスは確実に増えていきます。

以下のようなデバイスはすでに日常に入り込んでいます。

便利なデバイスが色々とでてきますが、デバイスが増えるごとにサービスを管理する必要があり、ここは面倒になってきます。

そこでチームLinkerでは、簡単に誰とでもWebサービス/デバイス同士を連携(Link)できるサービスを開発しています。サービス名はその名ずばり「Linker」です。

モノとWebサービスの連携はもちろん。

今後はモノ同士を連携するケースも増えてきます。

Linkerは所有する複数のデバイスをフォローすることで、1つのタイムラインからアクティビティを確認することができます。

例えば、ネット対応カメラとTwitterを連携させたり、特定のグループで共有したり、スマートウォッチで画像を取得してみたり。

ユーザは自分のデバイスをLINKERに登録することで任意のコミュニティに共有できます。公開されたデバイスはフォローすることで利用できます。

デモ1です。
家族の誰かが帰宅したら、Pepperが家族へ通知します。家族はPepperから送られた画像を自分のタイムラインで見ることが出来ます。そして、Pepper経由で相手とコミュニケーションをとることも出来ます。

デモ2です。
祖母が帰宅したら、Meshが振動を感知します。遠隔地にいるPepperがMeshの情報を受け取り、「おばあちゃんが帰ってきたよー」と発話して通知します。


LINKERで繋がるデバイスには、ネット対応エアコン、hue、QRIO、Netatmo、Flower Powerなどがあります。

システム構成です。LINKER は IBM Bluemix を使い、ウェブサービスやIotデバイス連携をしています。

Bluemix を使っているのは、以下の理由からです。

 ・多様なIotデバイスとの連携機能
 ・スケーラビリティ
 ・データ解析機能

今想定しているビジネスモデルです。

ユーザからの課金は使用するデバイス数に応じて課金をし、企業からはパートナーシップやオフィシャルコンテンツとしての課金を想定しています。

今後のロードマップです。

まずは、連携デバイスやコンテンツの拡充を増やす「パートナーシップ」。次に「APIオープン化」をしてデベロッパーエコシステムの構築。最後に「データ蓄積・解析」を行ってビッグデータ事業による新たな価値の提供。

Iot時代の新しいユーザ体験を提供する「LINKER」の今後に注目です。

お話は以上です。

会場からの質疑応答です。

(質問)どうしてBluemixを使っているのですか?
(回答)いろいろなプロトゴルに対応するは大変なのでBluemixをつかっています。データ解析の機能も充実していますし。ただ、別にBluemixに決めているわけではなくて、他社のものも試しています。

(質問)Pepperをどのようにとらえてますか?
(回答)Pepperはホストじゃなくて、ぶら下がるデバイスの一つ。デバイスとして考えたときにPepperはできることが多いし、人間とコミュニケーションのとれるデバイスというのが大きい。

当日の動画はこちらに掲載されています。


LINEのようなタイムライン形式な画面に人間のコミュニケーション、Iotデバイスの情報、Iotデバイス同士のやりとりを可視化するサービスのLINEKER。

PepperをIotデバイスの1つとしてとらえつつも、人間とコミュニケーションがとれるIotデバイスという考え方はその通りと思いました。

こういう見方をしてみるといろいろなPepperの活用法が思い浮かんできそうです。

チームLinkerさん、サービス化に向けて頑張って下さい!

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北構 武憲
北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットがどのように社会に浸透していくかに注目しています。