Parrot製、高性能小型ドローン「Mambo」レビューvol.3「飛ばしてみた!」
Parrot製、高性能小型ドローン「Mambo」レビューvol.2「開封の儀!」の続きです。
コントローラーはスマートフォンの専用アプリで飛ばしてみます。アプリを起動して、本体を画面内で見つけて接続するだけで飛べるようになります。簡単です。
充電は、本体にバッテリーを挿入し、本体にあるUSBコネクタから充電できます。低価格ドローンはリポバッテリーをはずして専用充電器で充電するタイプが多いですが、それに比べると安全かつ扱いが楽です。これもParrot製ドローンの優位性のひとつだと思います。
普通に飛ばしてみた!
まず、付属の機能拡張アクセサリーなしで飛ばしてみます。
超安定してます。ドロスタで触ってきたドローンの中でトップクラスのホバリング安定感。最先端技術のセンサーとソフトウェアのおかげで素人でもストレスなく、飛ばせます。
動画を撮影してみました。初フライトなので途中、植木鉢や植物に当たっていますが、飛行姿勢は乱れません。プロペラガードも効いてますね。ワンタッチで離陸・着陸できるのもとても魅力的です。
弾を撃つ!
ボールを発射する「キャノン」アクセサリーを使ってみます。6発のボールを装填可能になっています。
本体の上にくっつけます。すると専用スマートフォンアプリの中央に発射ボタンが自動的に現れます。まずそこに驚きです。
発射ボタンを押すだけで飛行中でも弾を撃てます。人に危害を加えるほどの威力はありませんが、目などに当たったら危ないかもなので気をつけましょう。
目標物をR2-D2として、弾を撃ってみました。外しちゃったし・・・。
しかも、スローモーションで観てみると一気に弾を出しちゃってるみたい。操作を間違ったかもしれません・・・。
この機能は2台のMamboでバトルとか、目標をどちらがはやく撃てるかなどで楽しめそうです。
物を掴む!
続いて、物を掴んだままで飛行できる「グラバー」アクセサリーを使ってみます。
ボディ下部にグラバーを取り付け、ボディ上部にコネクターらしきユニットをとりつけます。このユニットも通電していると小さくLEDが光ります。凝ってる!
手元にあったロボスタ特製ステッカーを持たせて飛ばせてみました。このぐらい軽いものなら余裕です。グラバーは4gまでの物を掴むことができます。
実際、掴むところをやってみました。わかりにくいかもしれませんが、掴んで、離すまで操作できています。何かメモなどを他の人に向けて運んでもらうなど活用できそうです。
機能的な性能が高いのは言うまでもなく、さらにアクセサリーで遊び方に広がりがあるMambo。価格と性能のバランスの良さはピカイチ。空撮やセルフィーにこだわらないなら、今イチオシの小型ドローンだと思います。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。