Amazon EchoやGoogle Homeなどスマートスピーカーの分解方法とその中身は・・・?

wikiベースのサイトであらゆるものを修理できる方法を教えてくれるサイト、iFixitにてスマートスピーカー(AIスピーカー)の修理方法も少しずつまとめられてきてる。

特に注目の分解方法と分解後にわかる内部構造などをいくつか紹介したい。




Amazon Echo

Photo: iFixit

Amazon Echoの分解が15工程にわけられて解説されている。必要な工具も表示されているのも便利だ。

分解の結果、壊れやすいスピーカー部分は交換可能、一部接着剤やナイフを使う必要がある。また再び組み立てるのは難易度が高いとのこと。




Amazon Echo Dot

Photo: iFixit

続いてAmazon Echo Dotの分解。12の工程で、分解が完了する。大部分はトルクスのネジで固定されており、多くのコンポーネントはAmazon Echoと共通であることがわかった。


分解の様子は動画でも公開されている。




Amazon Echo Show

Photo: iFixit

ディスプレイ搭載のAmazon Echo Showの分解は12工程。もっとも壊れやすそうなスイッチ、電源ジャック部分は基盤にはんだ付けされており交換の難易度が高いことがあかった。また接着剤が多用されていることもわかった。


分解の様子は動画でも公開されている。




Google Home

Photo: iFixit

Google Homeの分解は、11工程でまとめられている。稼働バーツが少ないため壊れるリスクもすくない。また標準のネジ、コネクターが使われており、かつ多くのコンポーネントがモジュラー交換できる設計になっている。



僕はこう思った:

分解をおすすめするわけではありませんが、自分の使っているスマートスピーカーの中身がどうなっているのががわかるのは楽しいです。

もし分解する人はオウンリスクで。



関連Facebookコミュニティ
Amazon Echo fan club japan


関連Facebookコミュニティ
Google Home fan club japan


ABOUT THE AUTHOR / 

中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

PR

連載・コラム