Johnson Controls、Cortana搭載のスマートサーモスタット「GLAS」を発表

米国Johnson Controls(ジョンソンコントロールズ)がスマートサーモスタット「GLAS」を発表した。


Johnson Controlsは1885年に電気式サーモスタットを発明したウォーレン・S・ジョンソン教授が創業したメーカー企業。そんな老舗が手掛けた最新スマートサーモスタットが今回紹介する「GLAS」だ。



Photo: Johnson Controls

GLASはWindows 10 IoT Coreを搭載した、OLEDタッチスクリーンディスプレイを持つデバイス。見た目もインテリアに溶け込みやすい半透明ディスプレイという配慮がなされている。

この本体の中に各種センサーを内蔵し、サーモスタットとして温度や室度だけでなく空気の質をも測定しながら、必要に応じてエアコンやファンを動かして室内の状態を快適に保つ制御を行うという。さらに省エネルギーも考慮した運用が自動的に行われる。





さらにMicrosoft Cortanaも搭載されたことで、音声やモバイルアプリからも制御できるようになっている。たとえばCotana経由で、室内の温度を華氏70度にセットするよう指示したり、天気予報を確認したりできる。





このGLASは2018年3月から予約注文可能で、メーカー希望小売価格は319ドル(日本円でおよそ36,000円)となっている。


僕はこう思った:

Microsoft Cortana搭載スマートスピーカー「Harman Kardon Invoke」に次ぐコルタナ搭載デバイス、日本でも登場して欲しいものです。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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