音声ショッピングシステム「ALPINE」でスマスピ上での商品販売が可能に
2018年1月30日
By ロボスタ編集部
これまでスマートスピーカーに搭載されている音声アシスタント向けのサービスや調査レポートなどを発表してきた米・Voicelabsは、新たに音声での商取引用のシステムを開発したことを発表した。VoicelabsはALPINE, inc.を別会社として立ち上げている。
このシステムは簡単にいえば、小売業者のスキルを簡単に生成できるようになるショッピングスキル専用のCMSのようなもの。会話による商品の検索ができ、蓄積したデータを分析することができるという。既存のECサイトを数日のうちにスキル化することができるようだ。
スマートスピーカーでの音声でのショッピングといえば、Amazonでのショッピングを思い浮かべる人が多いだろう。実際にAmazonは、Alexa上でショッピングを簡易化することに成功し、スマートスピーカーの普及に伴いAmazon.com上の製品を音声で購入する人も増やしている。AmazonとしてはAlexaを入り口としてAmazon.com経由での販売を増やしたいと考えており、今回ALPINEが行おうとすることには反対かもしれない。
しかし小売業者は全てのデータをAmazonやGoogleに渡したくないのではないかと考えるはずであり、今回のALPINEを使って自社のECサイトを展開したいという事業者も多いことだろう。
ALPINEを活用した会話でのやりとり例
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