Apple HomePodは競合デバイスより本当に音がいいのか?

Apple HomePodの海外レビュー結果、音質は高評価、不満点も・・・」でお伝えしたとおり、HomePodの音質は業界最高レベルというレビューが多い。

そんな中、違う意見のレビュー記事もいくつかでてきているので紹介したい。


Consumer Reports



実機レビューで定評のあるConsumer Reportが、HomePodの音は良いが、競合デバイスより良くはないと報じた。





Google Home Max、Sonos Oneの方がオーディオテストの音質スコアが高かったという。HomePodは低音を強調しすぎており、中音〜高音が弱いという評価となった。他社スピーカーに比べると若干こもった感じに聞こえるという。


David Pogue



続いてDavid Pogueが行ったレビュー結果も興味深いので紹介する。比較対象は、Sonos One(200ドル)、Google Home Max(400ドル)、HomePod(350ドル)、Amazon Echo Plus(150ドル)の4つのスピーカー。検証方法は科学的な評価ではなく、プロのバイオリニストやオーディオ技術者を含む5人のテスターが、4つのスマートスピーカーで5つの異なる音楽を聴いた後、評価結果を述べるというもの。





評価時にスピーカーは布で隠されており、どのスピーカーの再生なのかわからないのがポイントだ。

結果、テスターにとって最高音質のスピーカーとして選ばれたのは、3人のテスターがSonos One、2人のテスターがGoogle Home Maxを最高の音質と評価した。つまり5人のテスターは全員HomePodが最高音質と評価はしていないということになる。



僕はこう思った:

音の良し悪しは好みの問題もあって、なかなか音質の評価は難しいですね・・・。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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