搭乗型ロボット「スケルトニクス」、1000万円で一般向けオーダーメイド販売開始

スケルトニクス株式会社は、現在開発、販売を行っている搭乗型の人体機能拡張ギア「スケルトニクス」を一般向けにオーダーメイドで提供するサービスを2018年4月7日(土)より開始することを発表した。



スケルトニクスとは

「スケルトニクス」は、電気を使用せずに、三次元の閉リンク構造によるメカニカルな仕組みを採用することで、装着者の手足の動きがダイレクトに反映される高い身体動作を実現した人体機能拡張ギアだ。「スケルトニクス」に搭乗すると、身体全体を1.5倍〜2倍に拡張することができ、まるで巨人になったかのような感覚を味わうことができる。


スケルトニクスのコンセプトは身体機能の拡張による「進化した人類」


スケルトニクス紹介動画


スケルトニクスの活躍

2011年に初号機が完成して以降、常に進化を続けており、国内外で大きな注目を集めているロボットだ。既に様々なイベントや展示会において、そのインパクトから圧倒的な集客効果を生み出している他、年末の国民的な歌番組で舞台演出に採用されるなどエンターテインメント領域を中心に幅広いシーンで活躍を続けている。


左のロボットがハウステンポスで展示された特別モデル。右が「第65回紅白歌合戦」の氷川きよし氏の舞台で登場したスケルトニクス。


約2割の時間を幸せにするスケルトニクス

また「スケルトニクス」の搭乗体験のイベントでは、来場者(437人)がブースに滞在した総時間中、約2割の時間を幸せな表情で占めていたというユニークなデータが算出されていた。これは同調査における遊園地や温泉をも上回る数値であり、「スケルトニクス」の「幸せな気持ちにする力」が立証されている。

また同サービスによってオリジナルの「スケルトニクス」 を手に入れれば、人体機能拡張ができるだけでなく、人を幸せにするヒーローになることができ、近所の人気者になれるかもしれない。

「スケルトニクス」はグッドデザイン賞,文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦のほか受賞を多数している。



アーティストとのデザインコラボレーション作品。写真のMPS-15sk「Multi」は「メイドの機能拡張」をコンセプトに、造形作家池内啓人氏によるデザイン監修を元に製作



感情分析データ、赤色が幸福感(嬉しい、ハッピー等)青色がその他の感情、茶色が驚き等の感情





また男、女、別で見た幸福データ





なんと1割の男性に対し女性は約4割の幸福感が見られる。

この感情データはアロバ社提供のアロバビューコーロを利用し、来場者の表情を捕捉し、 人工知能によるリアルタイム表情分析データを集計したもの。

オーダーメイドサービスの受付開始は4月7日(土)から開始され、納期は約3ヶ月ほど。「スケルトニクス」の価格は1,000万円(税抜き)だ。またオーダーメイドの手続きは以下の流れとなっている。


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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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