福岡ソフトバンクホークスが「野球選手AIトラッキングシステム」をチーム戦略に導入!プレイ分析を科学的に判断・評価

福岡ソフトバンクホークスはAIによる「野球選手トラッキングシステム」をチーム戦略に活用する。ライブリッツ株式会社が開発したシステムでホークスと共同で発表した。

ライブリッツとホークスは、IT戦略パートナー関係にあり、チーム強化システムの構築・運用が、福岡ソフトバンクホークスのリーグ優勝や日本シリーズ制覇に貢献しているとしている。なお、ライブリッツはフューチャー株式会社のグループ会社であり、前身はフューチャーアーキテクト株式会社プロスポーツ担当グループとなっている。



「野球選手トラッキングシステム」とは

同システムは、高解像度カメラによって撮影された投球・打撃・守備・走塁動作を一括してデータ化し、AI(独自の機械学習機能)を利用して分析するものだ。

システム画面イメージ1(※クリックで拡大)

守備範囲、守備位置、打球への反応速度、走者の塁間スピード、加速度、コースの取り方等を統計に基づき指標化することで、勘と経験に頼りがちだったプレイ分析を科学的に判断・評価することができるようになる。

システム画面イメージ2(※クリックで拡大)

ホークスは同システムを2018年シーズンから本格導入予定としており、導入に向けて、3月中旬よりヤフオクドームや二軍球場に専用機器を設置してデータの蓄積を開始。これらの蓄積されたデータを活用することで、より戦略的な守備シフトの構築や走塁技術の向上などが期待できるとしている。

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ロボスタ編集部

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