【レビュー】手軽に深層学習が始められる「AWS DeepLens」をゲット!さっそく開封の儀

開発者向けにリリースされたAWS DeepLens。開発者のスキルレベルに関係なく深層学習を10分以内に開始できるというのが売りとなっており、機械学習・深層学習に興味のある人なら注目しているはずのデバイスだ。

ロボスタ編集部では本国モデル(英語版)を入手したので紹介したい。


開封の儀

パッケージを開封。


Amazonのロゴではなく、Amazon Web Services(AWS)ブランドとして展開しているハードウェアとなっており、パッケージもAWSをモチーフにしたデザインだ。ちなみにAWSのハードウェアとしては他にAWS IoTボタンがラインナップされている。

パッケージを開けると説明書、ACアダプタ、マイクロSDカード、本体が出てきた。


付属品

まず本体以外の同梱品を紹介。


ACアダプタ。ジャック部分は分解できるタイプ。

マイクロSDカードが付属している。容量は32GB。

説明書というか、説明を印刷した厚紙が1枚のみ。

電源を入れたら、あとはWEBで説明を見てくださいという作りだ。


本体をじっくりチェック

本体紹介。


カメラは4MP、1080pというスペック。カメラ部は可動パーツではない。

フロントパネルには3つのLEDがあり、上からカメラステータス、WiFiステータス、パワーステータスとなる。LEDの下に丸い電源ボタンがある。

ボディ側面にはAWSのロゴと共に、Intel insideのロゴが隅に印字されている。CPUはIntel Atom、グラフィックスはIntel Gen9 Graphic Engine、メモリは8GB、内部ストレージは16GB(拡張可能)、OSはUbuntu OS-16.04 LTSとなっている。


背面には端子・スロット類が並ぶ。本体サイズはカメラ部高さ57mm、ボディ部111mm、奥行き94mm、幅47mmとなっている。重さは296.5gとサイズの割に軽量だ。

左からマイクロSDのスロット、マイクロHDMI端子、USB 2.0端子2つ、リセット、オーディオ出力ジャック、電源ジャックとなる。本体には排気のためのダクトが様々な場所に設けられている。

本体下部にはFCCマークと、三脚ネジ穴がある。三脚に固定して使うことも想定されているようだ。

ボディ上部のカメラ後ろは最も熱くなる箇所のようで注意を喚起するステッカーが貼られている。


Echoとサイズ比較

Amazon Echo(第二世代)とサイズ比較。


Amazon Echoは高さ148mm。対して、AWS DeepLensは高さ168mmだ。


電源は入れられない

AWS DeepLensは日本の技適をクリアーしていないため、国内では使えないデバイスとなっている。


Amazon SageMakerのサンプルプロジェクトとして、オブジェクト検出、ホットドック判定、犬猫判定、アクティビティ検出、顔検出などさまざまなトレーニング済みのモデルが公開されており、すぐにいろいろ試せるはずなのだが、日本では使えないのが残念。

ロボスタコレクションとして、Amazonのカメラ付きデバイスと並べて展示することに。左からAmazon Echo Spot英語版、Amazon Echo Look、AWS DeepLens、Amazon Cloud Cam。

僕はこう思った:

AWS DeepLensは日本語公式サイトもあるので、いずれ日本向けがリリースされることを期待します。

なお、Google自作AIプロジェクトの「AIY Vision Kit」はRaspberry Pi Zero Wベースでより低価格です。


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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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