家庭用フルサイズヒューマノイド「NEO」を2026年発売へ 研究段階からいよいよ家族へ、価格は約300万円

家庭用フルサイズヒューマノイド「NEO」を2026年発売へ 研究段階からいよいよ家族へ、価格は約300万円
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1X Technologiesは、家庭用フルサイズのヒューマノイド「NEO」を2026年に発売すると発表した。米国での価格は約2万ドル(約300万円)で、月額499ドル(約7万6,000円)のサブスクリプションプランも用意される。

デザイン面では安全性に配慮し、ボディは柔らかいニット素材で覆われている。静音設計により、家庭環境でも快適に稼働できるという。

YouTube公式動画では、「NEO」は家事やパーソナルサポートを行うよう設計された、安全なヒューマノイド型ホームロボットとして紹介されている。動画では、日常的なタスクの遂行から自然な会話まで、NEOの能力が紹介されており、「AIと高度なハードウェアが融合し、他に類を見ないほど役立つコンパニオンがどのように誕生したかをご覧ください」と説明している。

■動画 NEO The Home Robot | Order Today

二足歩行のフルサイズ家庭用ヒューマノイドロボットが、研究段階を超えて実際に販売されるのは、実用化と普及に向けた大きな一歩といえる。

海外のSNSや報道では、「高価だが見ていてワクワクする」「10年後にはこうしたロボットが当たり前になるかもしれない」といった好意的な意見が見られる。一方で、「夢としては魅力的だが、家事をこなすには現状の性能では不十分」「この製品はデータ収集を目的としたプラットフォームではないか」といった懐疑的な声もある。

今後の動向に注目が集まる。

《神崎 洋治》

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神崎 洋治

神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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