音声スキル・アプリ開発者向けのツールを提供するBespokenが240万ドルを調達

2018年7月12日、音声スキル・アプリ開発者向けのツールを提供するスタートアップ「Bespoken」が240万ドル(日本円でおよそ2.7億円)のシードラウンドでの資金調達を完了したことを発表した。

VC名など株主の情報やシェア、時価総額などの詳細は発表されていない。



Bespokenは2017年に設立されたスタートアップで、Alexaスキル、Google Assistantアプリの開発者向けに、開発作業を効率化するツールを提供している。




現在提供中サービスとして、スキルの監視、スキル検証、コマンドラインインターフェイス環境、ロギング、バーチャルデバイス環境などの機能をラインナップしている。


現在Bespokenは、2,500人以上の開発者とQA担当者がツールとテスト製品を採用し、1,000以上のAlexaスキルとGoogle AssistantアプリがBespokenのソフトウェアでテスト、監視されているという。

今回調達した資金はセールスやマーケティングに使っていくという。


僕はこう思った:

先日、「コードを書かずに音声スキルを開発できる米Storylineが770,000ドルの資金調達を発表」というニュースをお伝えしましたが、スキル開発・支援系サービスはこれからも注目分野かと思います。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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