ハーマン・カードンが、ベルリンで8月31日より開催される世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショーIFA 2018にてプレミアムスマートスピーカー「Harman Kardon Citation 500」を一般公開する。
ハイエンドクラスの製品には349ドルのApple HomePod、399ドルのGoogle Home Maxなどがあり、先日プレミアムクラスとして1,750~2,250ドルのBang & Olufsen Beosound 1 / Beosound 2が登場したばかりだ。今回のHarman Kardon Citation 500の価格はちょうどその中間に位置する700ドルだという。
カラーはグレーとブラックの2色展開。デンマークのデザインテキスタイルメーカーのKvadratの生地で覆われたボディはHomePodやGoogle Home Maxに似た印象だ。
スペックは出力200W、24Bits / 96Khzの高品質オーディオストリーミングが可能。Bluetooth、Chromecastにも対応している。
本体の上部にはフルカラーのLCDタッチパネルを搭載しており、アルバムアートも表示できるのも特徴だ。スマートディスプレイというほどのサイズではないためどういった機能があるのかは気になるところだ。
2018年9月よりヨーロッパで予約販売が行われるが、米国や日本への発売は現時点は不明だ。
また、欧州で権威のあるEISAアワード「EISA SMART SPEAKER 2018-2019」のカテゴリー賞も受賞している。
僕はこう思った:
サムスングループのハーマンインターナショナル傘下のブランドのスマートスピーカー対応がすごいです。
Harman KardonブランドだけでAlexa搭載Allure、Cortana搭載Invoke。そして今回のGoogle Assistant搭載Citation 500。
他にもサムスンブランドのBixby搭載Galaxy Home、JBLブランドのGoogle Assistant搭載JBL Linkシリーズと全方位で対応しています。
Source:Pocket-lint
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。