BOCCOとセコムが連携で「高齢者見守りサービス」の実証実験を開始

ユカイ工学とセコムは、東京・杉並の「セコム暮らしのパートナー久我山」のサービス提供エリアにて、コミュニケーションロボット「BOCCO」を活用した高齢者のQOL(生活の質)の維持・向上を目的とする「コミュニケーションサービス」の実証実験を行うことを発表した。

セコムは2015年4月、くらしの相談窓口「セコム暮らしのパートナー久我山」を開設し、高齢者やその家族、地域住民が抱える暮らしの困りごとに対応する自宅生活サポートサービス「セコム・マイホームコンシェルジュ」の提供を行っている。そして去年の10月よりサービス品質向上を目的に、「セコム暮らしのパートナー久我山」のスタッフによる、「BOCCO」を通じた定期的な挨拶や状況に合わせた声かけを行なってきたのだという。

このサービスに、利用者からは「セコムが見守ってくれているので安心」と高い評価があり、高齢者が抱える課題(服薬や孤独など)の解決にも一定の効果があることが確認されたため、よりQOL向上に有効な「コミュニケーションサービス」を提供するためにユカイ工学と実証実験を進めていくことになった。


サービス内容

「BOCCO」は、インターネット経由でスマホと音声メッセージのやりとりを行い、「BOCCO」側から送った声の文字化、スマホから送った文字メッセージの読み上げを可能とする。同サービスは、この機能を使って「セコム暮らしのパートナー久我山」のスタッフが、「BOCCO」を通じて、利用者と1日に複数回、定期的なコミュニケーションを図り、コミュニケーションの状況を利用者の家族、関係者とも連携して、利用者の安心した暮らしを見守るというもの。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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