QBIT RoboticsがUCCと提携 協働型ロボットが働くカフェ「ロボットカフェ事業」を拡大へ

株式会社QBIT Roboticsと、UCCホールディングス株式会社は、資本・業務提携を行なったことを発表した。サービスロボットを活用した「ロボットカフェ事業」をスピーディーに拡大していく。

UCCグループは1933年の創業以来「UCC」ブランドを掲げ「カップから農園まで」一貫したコーヒー事業を展開している。一方のQBIT Roboticsは、サービスロボットの実装支援を展開してきたエンジニアや、IT業界で長年経験を積んできたメンバーが中心になり、2018年に創業したベンチャー企業。近年注目を集めている人と協力し合って活躍する「協働型ロボット」に着目し、ロボットカフェ等、外食産業をはじめとするサービス分野で「効率的で楽しいロボット活用」の提案を行っている。

今回の「ロボットカフェ事業」では、QBIT Roboticsが、エンターテインメント要素を取り入れたロボットカフェシステムの企画、設計、ソフトウェア開発、ロボットに優しい周辺機器の企画、調達、組込みなどを担当。UCCホールディングスは、これまでグループが蓄積してきたコーヒーやコーヒーショップ運営に関するノウハウを投入し、同社と共同でロボットカフェの中核となるサービスロボットの開発・運用支援の役割を担う。

また、UCCのグループ会社でコーヒーマシンの販売台数国内シェア約35%をもつラッキーコーヒーマシン社とQBIT Roboticsとの間で、コーヒーを提供するサービスロボット販売における独占代理店契約を締結。ロボットカフェ及びサービスロボットの普及を進めていく。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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