NTTドコモとBMWが新しい「コネクテッドカーサービス」の取り組みを発表 「コンシューマeSIM」技術とは

NTTドコモは、クルマへの「コンシューマeSIM」の搭載により、日本市場向けにスマートフォンとクルマを連携した新たなコネクテッドカーサービスの開発・展開に向けた取り組みをBMWグループとスタートした。2018年12月4日(火)から。
この取り組みの概要については、12月6日から7日まで東京ビッグサイトで開催される「DOCOMO Open House 2018」において、展示名「スマートフォンの“つながる”をクルマでも」でご紹介される予定。


コンシューマeSIMってなに?

コンシューマeSIMは、遠隔で通信契約の加入者情報を書き込むことが出来る技術で、物理的にSIMカードを挿入しなくても、通信事業者の音声通話やLTE等の通信が利用できるようになる。現在はタブレットやウェアラブル端末などのコンシューマ機器を中心に搭載されている。ドコモではこれを「eSIMプラットフォーム」によって提供している。
eSIMに対応した代表的な製品は「Apple Watch」のLTEモデル(セルラーモデル)がある。従来、スマートフォンやタブレット、ウェアラブル等の機器でドコモなどの通信事業者を通じた通信をおこなうためには、SIMカードを人の手で端末に挿入する必要があった。SIMカードの中にプロファイルが記録されているためだ。「eSIMプラットフォーム」を導入することで、対応端末ではあらかじめ端末に内蔵された遠隔で書き込みが可能なSIMに対し、ユーザーの端末からの操作によってプロファイルをネットワーク経由で書き込むことが可能となる。すなわち、iPhoneで使っているSIMカードの契約者情報が、Apple WatchのeSIMに書き込まれて通話やLTE通信などのサービスがApple Watchでも利用できるようになる。

スマートフォンのSIMカードの契約者情報を、Apple WatchのeSIMに適用して通信事業者の電波を利用できる

今回の取り組みでは、顧客自身のプロファイルをクルマに搭載されたコンシューマeSIMに書き込むことで、スマートフォンの音声通話やモバイルデータ通信、コンテンツ・サービスをクルマのみで利用できるようにするもの。これらを新たなコネクテッドカーサービスと位置付け、BMWグループと取り組む。

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ロボスタ編集部
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