2018年12月6日、米Amazonが自社ブログにてAmazon Alexaの新しい取り組み「Alexa Answers」を発表した。
Alexaの知識は日々増えており、昨年から10億データポイントを追加するほどのボリュームだという。それでも回答できない質問もあり、それを解決するサービスが今回発表された「Alexa Answer」だ。
仕組みは簡単で、Alexaが回答できなかった質問に対して、Alexaユーザーが回答していき、それが次の質問の時に回答として使われていくというものだ。すでに、Alexa Answersのベータプログラムの初月に10万件以上の回答が集まり、何百万回の質問の答えとして使われたという。
今回このベータプログラムが一般公開され、まずは招待制でサービスが開始される。招待された人は専用ウェブサイトでAlexaの様々な質問に回答できる。未回答の質問はカテゴリごとに整理されており、回答したい得意なカテゴリを選べるようになっている。なお、Alexaユーザーが作った回答が利用される時は「Amazonカスタマーからの回答によれば・・・」と冒頭で触れられるため質問者はAlexa Answersによるものであることがわかる。
以前紹介した、わからなかった質問を後でわかったら回答する「Answer Updates」などと合わせて、Amazonが質問に対する回答にこだわっているかがわかる新機能だ。日本でも行われることを期待したい。
Source:The Amazon blog – dayone



