2019年3月13日、AlexaブログでAlexa Auto向けに最適化したスキルが開発可能になったことが発表された。
AmazonはCES2019でAlexaと自動車関連サービスとの提携をいくつか発表するなど、現在車載アシスタントに注力している。今回の発表は車載デバイス向けAlexaスキルをより広げるための第一歩だ。

ユーザーがEcho Autoなどの車載デバイスでAlexaスキルを呼び出すと、Alexaデイバイスの種類を示すJSONメッセージがスキルに渡される。これにより、スキル側で車内での利用に最適化した作り込みが可能になるという仕組みだ。

自動車向けAlexaスキルを開発するデベロッパー向けに、ベストプラクティスを例示したドキュメントが公開されている。

自宅で使うAlexaスキルと違って、ドライバーに最適化し、簡潔なスキルにし、ドライバーの気を散らさない配慮が必要だという。当然のことながらドライバーの視線を奪わないようにビジュアルに頼らないボイスファーストなスキルであることも必要だ。また外出先で使われることを想定した設計、位置を意識した設計など車ならではのスキルの利用を想定するといったことがベストプラクティスとして記載されている。
北米ではAlexa搭載の新型車も増えている。そして新車を買わなくても後付でAlexaを搭載できるEcho Autoが一般販売されれば車載Alexaの世界は大きく広がりそうだ。
現時点では国内展開は不明だが、今後導入されることを強く期待したい。
Source:Alexa Blog
          




