Amazon、Alexaの車載サービスを強化へ 周辺企業とのアライアンスを加速 #CES2019

2019年1月7日、AmazonがCES 2019に合わせて、自動車関連サービス企業と「Alexa」に関する2つの提携を発表しているので紹介したい。Amazonが家庭の次に車内でのAlexaの普及に向けて本格的に取り組んでいることが伺える内容になっている。



TELENAV

Photo:TELENAV

まずAmazonは、コネクテッドカーと位置情報に基づくプラットフォームサービスのリーダー企業TELENAVとの提携を発表した。

コラボレーションの一環として、Alexa Auto SDKを使用して、Amazon AlexaがTelenavの車載ナビゲーションシステムの一部になるよう統合をすすめるという。ドライバーは車載コネクティッドナビゲーションシステムへのハンズフリーアクセスを楽しんだり、目的地の入力、交通状況の確認、道順の確認をAlexaに簡単に依頼することができるようになる。また自動車メーカーとに向けてより良いソリューションの提供を目指すという。


Source:TELENAV



HERE Technologies

Photo:HERE Technologies

Amazonは、地図および位置情報サービスのグローバルプロバイダーの「HERE Technologies」とのコラボレーションも発表した。同社はドイツのBMW・ダイムラー・アウディが3社共同でNokiaから買収したネット地図サービス会社だ。

今回の提携により、Alexaによるボイスファーストの対話と先進的なカーナビゲーションソリューションを組み合わせて、自動車メーカーに向けて音声体験を簡単に提供できるようになるという。なおHEREナビゲーションサービスは、世界中で1億台を超える車両に組み込まれているため、この提携のインパクトは大きいだろう。


Source:HERE Technologies

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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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