自動車・建設業・造船作業向けのパワードスーツ「shoulderX V3」 米国・suitX社が発表
2019年3月28日
By 山田 航也
カリフォルニアを拠点とし、パワードスーツを開発するsuitXは、自動車、建設および造船作業者のための第3世代のパワードスーツ(shoulderX V3)を発表した。
shoulderXは、さまざまな業界にわたる数多くのフィールド評価を通じて開発されたパワードスーツ。天井の石膏ボード作業などの腕をあげる作業を軽減し、少ない労力でより長い時間の作業を可能にする。
今回発表された第3世代の産業用パワードスーツは、使用者の体型に自動的に適合するようになっている。さらに、通気性が向上し、作業中に発生する熱を除去することができるという。また、外骨格にカーボンファイバーを使用し、40%の軽量化に成功し、ガススプリングや電気ユニットといったエネルギー源が不要で稼働することができる。
第3世代のパワードスーツ
suitXは、労働者や歩行障害のある人々の生活を向上させるために、手頃な価格の医療用および工業用の外骨格技術を設計および製造を行なっている会社。Wistron(台湾)から出資を受け、米国政府賞などを受賞、UAE AIとRobotics for Good Competitionで100万ドルの最優秀賞も受賞している。
同社は現在、グローバルセールスとマーケティングを創出し、アジアの製造施設を拡大するための資金と戦略的パートナーを求めているという。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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