NTT西日本、電通、朝日放送らがAIカメラを使ったスポーツ配信の実証実験を開始 5G時代のライブやスポーツ観戦事業を見据え

インターネットの普及やスマートフォン、タブレット、VRゴーグル等の様々なデバイスの登場により、時間や場所を選ぶことなくライブやオンデマンドで楽しめるスポーツ観戦の多様化が進んでいる。5G時代の到来でモバイルでの動画視聴環境がさらに進展することが見込めるため、観戦スタイルに合わせてスポーツ映像コンテンツの供給する事業が注目されている。

朝日放送グループHD、NTT西日本、朝日新聞社、電通、日宣は、Pixellot社(イスラエル)のAIカメラ「Pixellot」を活用したスポーツ映像配信事業に関する共同実証実験を開始したことを発表した。実証実験では各社の強みを生かし、AIカメラを活用したスポーツ映像配信事業の可能性を検証していく。

■各社の役割
【朝日放送グループHD】
 本プロジェクトの全体マネジメント及び事業化の実現可能性の検証
【NTT西日本】
 動画配信システムの構築及びAIカメラ設置に関する検証
【朝日新聞社】
 動画配信ビジネスモデル構築に向けた検討
【電通】
 動画配信ビジネスモデル構築に向けたコンテンツ開発やアドシステムの検討および検証
【日宣】
 ケーブルテレビ局に対する事業化の実現可能性の検証
【各社共通】
 AIカメラによる自動撮影及び配信等に関して、スポーツ団体やスポーツ施設管理会社等と調整。自社既存事業とのシナジー効果の検証。


AIカメラはサッカー、バスケットボール、ラグビーなどの12競技の撮影に対応

「Pixellot」は円柱状の無人撮影カメラで、高解像度の撮影が可能。AIによる自動撮影や編集機能を備え、「オートプロダクション」モードでは、本物のカメラマンが撮影しているかのような自然なカメラワークが可能。また、動画内や動画と動画の合間に広告を自動挿入することもできる。カメラをスタジアムなどの競技施設に設置することで、撮影コストを約10分の1に抑えることができるという。



「Pixellot」は現在、サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど12競技の撮影に対応している。


<対応スポーツ>
・バスケットボール・サッカー・アイスホッケー・アメリカンフットボール・バレーボール・ラグビー・バンドボーカル・フットサル・フィールドホッケー・ローラーホッケー・レスリング・体操
「Pixellot」を使ったライブ配信 「2019 COPA BELLMARE U-11 PILOT INTERNATIONAL TOURNAMENT」決勝戦 ユヴェントス vs セレッソ大阪 ShonanBellmareFC公式チャンネル

今後は、実験の検証で得られる知見を活かし、AIカメラによるスポーツ配信事業の事業化を目指していくとしている。


関連サイト
朝日放送グループHD

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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