ハタプロが医療・看護ロボットの開発を加速 産官学が結集する湘南アイパークで
2019年10月1日
By 山田 航也
ハタプロは、次世代通信5Gを活用した医療・看護ロボットの開発を加速させるため、2019年10月より湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)に入居することを発表した。湘南アイパークは、ライフサイエンスにおけるイノベーションを強化するために、武田薬品工業が湘南研究所を開放し、2018年4月に設立された。製薬企業が有する創薬ノウハウを基盤として、ベンチャー、スタートアップを含む産官学が結集し、ライフサイエンスにおける最先端技術・知見を活用したアイデアの創出・実現を可能とするイノベーションを加速化することを目指している。
ハタプロは現在、小型汎用ロボット「ZUKKU」をベースとした、超高齢社会に対応する新たなサービスを開発中。湘南アイパークに入居するにあたり、AIロボット技術を応用した次世代医療機器の開発やデジタルヘルス事業の共創を行っていく。
同社は、今後も社会に便利で役立つ存在になるAIロボットを開発していくとともに、湘南アイパークとのオープンイノベーションにより、次の時代の旗となる新たな価値を創造していく。
なお、ハタプロは2019年9月に、大阪大学 大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学の認知症診断や予防・進行抑制に関する研究事業に参画することを発表。研究は、大阪万博に向けた大阪府「10歳若返り実践モデル事業」の一環であり、大阪府からの受託研究として実施されている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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