ソフトバンクロボティクスのAI清掃ロボット「Whiz」が2019年度グッドデザイン賞を受賞
人型ロボット「Pepper」に続く、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する2種目のロボットであり、同社が今後さらなる拡大を目指すロボット事業の重要な一翼を担う製品、AI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」。
同社は、同ロボットが公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2019年度グッドデザイン賞」を受賞したことを10月2日に発表した。
今回、「Whiz」が受賞に至った評価ポイントとして、担当審査員は「近年の労働力不足の状況から、AI化による業務用製品の進化が期待されているが、作業現場での実際的な運用については課題も多いことが予想される中、同製品はこの問題に取り組み、現場のニーズを捉え、いち早く実用的なAI製品を提案している点が評価された。また、作業員の操作性とともに、外観も使用環境に配慮されており、丸みがあって親しみを感じられるデザインとなっている」と述べている。
なお、10月31日(木)開催の「大賞選出会(受賞祝賀会併催)」にて審査委員・受賞者の投票を行い、「グッドデザイン大賞」「グッドデザイン金賞」「グッドフォーカス賞」を決定する。
グッドデザイン賞とは
1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みで、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰している。デザインを通して産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しており、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれている。
https://www.g-mark.org/
https://www.g-mark.org/award/describe/49246?token=2VPxjBxjTo
「Whiz」について
「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾。
同ロボットは、最初に同機を手押しして清掃エリアの地図データを作成し、一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができる。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能だ。
【動画】AI清掃ロボット「Whiz」
なお、同ロボットは、以下の展示会への出展を予定している。(2019年10月2日時点)
▼ 出展予定の展示会
病院運営EXPO | 2019年10月23日-25日 幕張メッセ(千葉県) https://www.hbp-expo.jp/ja-jp.html |
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ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2019 | 2019年11月13日-15日 東京ビッグサイト(東京都) https://www.jma.or.jp/BMCL/ |
スマートビルディングEXPO | 2019年12月11日-13日 東京ビッグサイト(東京都) https://www.smartbuilding.jp/ja-jp.html |
リテールテックJAPAN | 2020年3月3日-6日 幕張メッセ(千葉県) https://messe.nikkei.co.jp/rt/ |
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