「サムライスピリッツ」の人気キャラクター「橘 右京」と「ナコルル」のAIフィギュア発表「LINE Clova」搭載 Tencent社

ゲームに登場するキャラクターを基に、愛嬌のある姿で2次元の壁を越えて貴方のもとに。

中国のTencent社は、剣戟対戦格闘ゲーム「SAMURAI SPIRITS」のキャラクター「橘 右京」と「ナコルル」をモデルにしたAIフィギュア「Tencent TaiQ」の予約を本日から開始したことを発表した。価格はオープン(参考価格:Amazonで15,389円:12月16日時点)。発売予定日は2020年1月30日。


サムライスピリッツの声優の櫻井信二郎氏、中原麻衣氏を迎え、オリジナルの声の吹き替えを実現

製品では、キャラクターの音声、外見、キャラクター設定をなるべく忠実に再現し、音声技術で擬似的なコミュニケーションを実現。LINE社のAIアシスタント「Clova」にも対応している。

販売はフィギュアの企画デザイン、製作を手掛けたテンセントAIフィギュア日本総代理店である玩拓が各家電量販店、小売店を通じて販売を行う。現在AmazonとNKKオフィシャルオンラインショップで「橘 右京」と「ナコルル」が予約可能。


キャラクターの設定を再現「Clova」にも対応

Tencent TaiQ AIフィギュアは、キャラクターの音声、外見、キャラクター設定をなるべく忠実に再現し、先進的な音声認識技術と擬人化したコミュニケーションの実現を兼ね備えてたAI音声アシスタント搭載デバイス。中国大手IT企業のTencent社がAIベースを開発し、アシスタントには日本大手IT企業のLINE社の「Clova」が対応。



Clovaは天気やニュースなど様々な情報をアシストしてくれる。しかしTencent TaiQの発売当時には、LINE無料通話とLINEメッセージの送受信の機能が対応していない。同社は「ユーザーから要望の多い機能については、引きつづきアップデートを検討してまいります」としている。

■剣戟対戦格闘ゲーム「SAMURAI SPIRITS」とは、、、
「SAMURAI SPIRITS」は1993年、拳や蹴りでの格闘ゲームが全盛の中、キャラクターが武器を使って闘う「武器あり対戦格闘」として登場。一撃の破壊力を重視したゲームバランスや、武士、忍者などが戦いを繰り広げる独特の世界観は、それまで格闘ゲームに興味のなかった人たちからも絶大な支持を受けました。(提供元:株式会社SNK)


6つのサラウンドマイクアレイで正確な応答を再現

ハードウエアには6つのサラウンドマイクアレイを搭載し、回転台の無音作動、正確な応答を実現。それぞれカスタマイズを施された6つのマイクは、360°の音源方向特定、5メートル以内の呼びかけに反応し、AEC(エコー消去技術)により、全方位の音声に正確に反応する。


モードを切り替えることで、橘右京、ナコルルと会話することができる。

また、SoundAI社の遠距離音声交信(Orien-wake)技術をもとに、最先端なAI音響アルゴリズムを内蔵し、AIフィギュアは低いSN比、強い残響、強い反射音の悪条件でも適切な方向を特定。的確に指令を感知することで、ユーザーとより親しみやすいコミュニケーションを実現している。



音質に関しては、立体的なステレオサウンドを実現するために、感度の高いフルレンジスピーカーを採用。力強い低音、柔らかい高音で心揺さぶる音質を体感できる。また同時に分離式デュアルスピーカーの構造を採用し、高音・中音・低音の全域に渡る高音質を担保。音響エンジニアによるチューンを施し、ユーザーは映画館にいる時のような音響体験を体験できるという。



フィギュアに関しては、ゲームキャラクターの高い再現度を実現するために、全体的に上質なPVC材料を採用し、独自の塗装技術を使用することで、いきいきとしたビジュアルに仕立に。さらに、多彩な色使いで顔の細部まで精巧に着色し、キャラクターの自然な表情まで再現しているという。

■フィギュアデザインは玩拓が担当
世界中でいくつものフィギュアの賞を受賞してきたクオリティを生かして、サムライスピリッツに登場するキャラクターを基に、愛嬌のある姿でデザイン。前後左右どこから見ても美しく見えるよう、多彩な色使いで細部まで精巧に着色しております。子供から大人まで引き込む、いきいきとした表情のAIフィギュアを是非お楽しみください。(提供元:株式会社 玩拓)


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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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