ユカイ工学は、Qooboのひと回り小さいサイズのしっぽロボット「Petit Qoobo」(プチ・クーボ)のクラウドファンディングを本日の11時よりCAMPFIREで開始したことを発表した。撫でるとしっぽを振って応え、周囲の音や声に反応して驚いたりする。トクトクと鼓動も感じるという。
カラーバリエーションは、柔らかい色合いのグリ(灰)、マロン(茶)、ノワール(黒)、ブラン(白)の4色。
目標金額は500,000円に設定。3月27日13時30分時点の支援人数は128人、総額1,005,500円(201%)とすでに目標を達成している。クラウドファンディングの期間は2020年3月27日〜5月10日(日)まで。
Petit Qoobo単体のリターン価格は9,000円。リターンにはサコッシュ付きの「お出かけセット」(11,000円)やQooboとPetit Qooboの「家族セット」(19,000円)、Petit Qoobo12匹が届く「Petit Qooboまみれセット」(100,000円)などがある。
小動物っぽい、しっぽロボット「Petit Qoobo」
「Petit Qoobo」はしっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」の、ひとまわり小さいサイズのしっぽロボット。Qooboと同じ様に撫でるとしっぽを振って応えてくれるのはもちろん、周囲の音や声に反応してしっぽを振ったり、驚いたり。そっと抱き寄せると、トクトクと鼓動を感じたり。どこか幼くて元気な小動物感のあるロボットへと進化している。
・撫でるとしっぽを振って応える
・外に連れ出せる小さなサイズ
・音や声にしっぽが反応
・さりげなく感じる鼓動
プチ・クーボはQooboユーザーの「ちっちゃいQooboがいたら、いつでもどこでも一緒にいたい」という声をきっかけに、「連れて歩きやすいサイズ感」を目指して開発をスタート。
サイズ以外に着目したのは、膝にペットが乗っているときに肌を通して感じる、なんとも言えない幸せ感。そのとき肌が感じる根本的な触覚は、「ペットの心拍や呼吸に伴い体内の気流が生み出す振動なのではないか」という仮説をもとに試行錯誤し、振動アクチュエータによる呼吸・心拍の表現を搭載した。
「Petit Qoobo」は2020年11月の発売を目指し、開発中。近日、渋谷パルコ1Fの「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」にてプロトタイプの展示が行われる。
「疲れて家に帰った時、癒やしの存在が家にいてくれたら…」というユカイ工学のデザイナーの想いをきっかけに、犬や猫のように癒やしを与えてくれるロボットをつくろうと、動物の「しっぽ」に着目し、Qoobo(クーボ)開発プロジェクトが2017年にスタート。実際のしっぽを研究し、その動きを再現する機構やプログラムの開発を行い、膝に乗せたり抱き上げたりするときにちょうどいい重さやサイズ感、撫でた時の気持ちのいい手触りにこだわりました。2018年11月に誕生したQooboは、日本だけでなく、アメリカ、韓国、香港、台湾で約1年で累計販売数1.5万匹を突破。賃貸物件でペットが飼えない方、動物アレルギーの方、シニアのご家族がいる方など、癒しを求める多くの方の元に迎えられました。
Petit Qooboは、そんなQooboユーザーの「ちっちゃいQooboがいたら、いつでもどこでも一緒にいたい」という声をきっかけに、“連れて歩きやすいサイズ感”、そして、まるで小動物のような動きや存在感を目指して開発をスタートしました。
CAMPFIRE
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。