新型コロナ対策にAIを活用してイノベーション創出「AIフロンティアプログラム」特別枠で医療、教育、飲食などからプロを追加募集

KDDI株式会社および一般社団法人未踏は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)より委託を受け、AIチップ・次世代コンピューティング分野における優れた能力を有する人材を発掘し、既存の延長線上にない発想や新規アルゴリズムの考案、AI技術や新原理のコンピューティング技術等を活用した新しいアプリケーションを創出できるような人材を育成するためのプログラム「AIフロンティアプログラム」を企画、実行している。

「AIフロンティアプログラム」の第2期育成対象者はすでに募集済みだが、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の流行に伴ってもたらされた社会変化の重要性・緊急性に鑑み、AIを活用することで「COVID-19による社会変化によって発生する課題」を解決できる人材を育成するための特別枠として、追加募集を2020年6月11日まで行っている。


特別枠の募集対象は医療、教育、飲食など

特別枠の募集対象は医療、教育、飲食など、COVID-19の流行によって大きな課題が発生した職業に従事し、その課題についての深い知見を有したプロフェッショナル人材(例えば医師、教員、介護士などの専門職、飲食、物流、建設、交通といった非デジタル産業の従事者など)を想定している。

募集人数は数名程度で、個人またはチームによる応募が可能。育成対象者には1人につき最大300万円相当(3人のチームによる研究開発の場合はチームとして最大900万円相当)の研究開発に係る資源が提供される。


「AIに関する技術力」はメンターが教育・バックアップ

AIを作るためには「課題解決に結びつく学習用データ」とそれを社会実装し、AIをチューニングするための「フィールド・オペレーション」が重要となる。そのため、各産業分野における課題を知っているプロフェッショナルが、「自らデータを収集」し、できあがったAIを「自分のフィールドで運用」する必要がある。
特別枠ではプロフェッショナルがAIを活用するために必要な「AIに関する技術力」をメンターが教育・バックアップすることで、産業×AIのスペシャリストを育成する。





応募には「非デジタル産業×AI」に関する研究開発テーマを提案する

特別枠の育成対象者として応募するには、以下の要件をすべて満たしている必要がある。

■対象者要件 (一部抜粋)
・個人またはチームによる応募であること (法人格のある組織による応募は対象としない)
・2020年4月1日時点で18~40歳であること
・プロジェクトマネージャの所属する企業 (及びその子会社)、研究組織に属していないこと
・今回の提案テーマと重複する内容で、公的機関等からの助成等を受けたことがない、かつ現在も受けていないこと
・育成対象期間を通じて、原則として日本国内に在住していること
・プログラムへの参加や提案するテーマの研究開発を通じて、日本のIT関連産業の発展に寄与する意欲があること
・暴力団、暴力団員、及びこれらに類する組織や個人に該当しないこと。また、これらの組織や個人と社会的に非難されるべき関係を有していないこと
・COVID-19による社会変化によって課題が発生している非デジタル産業において、すでに一定のプロフェッショナルキャリアを有しており、そのキャリアを証明可能であること。もしくは・そのようなキャリアを有する者をチームリーダーとする3人以内のチームで、チームに1人以上エンジニアがいること。

応募の際はAIの展開先・活用先が「COVID-19 による社会変化によって発生する課題」の解決に寄与するテーマを提出する必要がある。

テーマは例えば、以下のような「非デジタル産業×AI」に関する研究開発テーマを想定しているが、対象とする産業や解決すべき課題はこれらに限りない。

「非デジタル産業×AI」に関する研究開発テーマ例
「医療×AI」AIによる読影などを用いた遠隔診断によって、病院の稼働を低減できるもの
「教育×AI」新学期の開始が遅れた教育現場において、AIを用いた進捗管理などの教育手法により、学業の遅延をカバーできるもの
「建設×AI」自動化技術、ロボット制御などを用いて、建設現場などで人手のかかる作業を3密など感染の危険性を避けながら実現可能なもの

その他、詳細は下記「AIフロンティアプログラム」から確認できる。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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