非接触型の音声UIに注目集まる ユカイ工学の音声対話開発キット「codama」企業や開発者向け体験ハンズオン・無料相談会を実施

新型コロナウイルス感染拡大予防対策のひとつとして非接触型サービスが注目される今、ユカイ工学株式会社は、2020年6月24日、2018年に発売を開始した音声対話開発キット「codama(こだま)」を活用した音声ユーザーインターフェース(音声UI)のサービスや、製品開発を支援するコンテンツ提供などのソリューションを拡充していくことを発表した。


音声UIは非接触型インタフェース

近年、駅の自動販売機や博物館、ショッピングモールなどの公共の場では、ディスプレイやタッチパネルを使った利用者の視覚や触覚に訴えるユーザーインターフェースなど、先進的で使いやすい機能を利用する機会が増えている。その一方で、これらのデバイスは、常に不特定多数の人が触れるため、コロナ禍においての衛生上は好ましくない。今後は頻繁な消毒作業など、メンテナンスの課題が出てきており、触れずに操作できる機器の登場が期待されている。その代表的なテクノロジーのひとつが音声ユーザーインターフェース(音声UI)だ。

ロボットへの展開も進む。NECプラットフォームズのサービスプラットフォーム商品「Papero i」(パペロ アイ)に、高齢者を対象としたローカル会話サービス「おしゃべり機能オプション」が加わり、主にマイク周辺のハードウェアにユカイ工学の「codama」が採用されている。


同社はこれまで、音声対話開発キット「codama」及びその機能を活用した「BOCCO emo」を開発・販売していく中で、音声UIの実装だけでなく、騒音や雑音環境下、また特定方向のみの音声検知などの利用シーンを想定した提案を行なう等、音声UIに関するテクノロジー、ノウハウを培ってきた。この知見をもとに、これからの社会で必要とされる「触れずに操作ができる」メンテナンスコストを低減するためのサービスや製品開発に携わる企業へ、同社のノウハウをもとに、ハンズオンやWebセミナーの開催し、非接触型サービスや機器が広く早く普及されるよう、企業や開発者を支援していくとのことだ。



提供予定の音声UI活用サービス・コンテンツの詳細

7月9日、8月6日に音声UI体験ハンズオンを開催する他、7月1日より音声UI個別相談会を開始。また、株式会社フュートレック製エッジ型音声認識SDKを組み込んだ、エッジ型音声UIソリューションキット(音声認識SDK+codamaの企業向け開発用パッケージ)を今夏リリース予定だ。なお、「音声UIハンズオン/無料相談会は「申し込みフォーム」より予約が可能だ。


音声UI体験ハンズオンを開催(7月・8月実施)

音声UIエンジン+音声対話開発キット「codama」ハンズオン(開発者向け)
音声UIエンジンの初期起動から、ビームフォーミングやノイズキャンセルなど、音声UIの課題対策や付加価値機能を案内し、実際に体感できる場を用意する。

実施日程
第一回:2020年7月9日(木)15:00‐16:30   
第二回:2020年8月6日(木)15:00‐16:30



音声UI個別相談会(7月1日より開始)

音声UIを検討中の人に向け、無料の個別相談会を実施予定。それぞれの業界や興味分野に合わせた事例の紹介や、エンジンの選び方、音声UI設計のつまづきどころなど、広く相談に対応する。

日時 2020年7月1日(水)以降、毎週月曜~金曜(平日のみ) 10時~17時
利用ツール Web会議ツール(GoogleMeets/Skype/Zoom等)



エッジ型音声UIソリューションキット(音声認識SDK+codamaの企業向け開発用パッケージ)

株式会社フュートレック製エッジ型音声認識SDKを組み込んだ、音声UIを簡単に起動、テスト、カスタマイズができるキットをご2020年夏よりリリース予定だ。エッジ型のためクラウド料金も不要で、すぐに開発へ着手できる。

【ソリューションキットに含まれるもの】
※ 詳細はリリース時にご案内
・ハードウェア及びOS等の音声UI動作のために必要なソフトウェア一式
・開発用ドキュメント、テストケース

【今後音声ユーザーインターフェースの利用が促進されるユースケース】
・商業施設のタッチパネル案内  
・券売機等公共施設の音声案内  
・作業現場の日報入力 
・博物館などの音声ガイダンス  
・飲食店の順番待ちシステム  





音声対話開発キット「codama」活用事例

NECプラットフォームズ株式会社のサービスプラットフォーム商品「Papero i」に、高齢者を対象としたローカル会話サービス「おしゃべり機能オプション」が加わり、主にマイク周辺のハードウェアにユカイ工学の「codama」が採用された。「codama」の集音信号処理機能を使うことで、音声認識率を市販のスマートスピーカー相当へ向上させる効果が期待できること、また「Papero i」に搭載されているSBC()Single Board Computer)と容易に接続ができることが、採用の決め手となった。

■【動画】PaPeRo i です、よろしくね! [NECプラットフォームズ公式]



音声対話開発キット「codama(こだま)」3つの特長


・あなたの声をウェイクアップ・ワードに設定可能
・音声処理技術でノイズ低減
・音源方向の検知で振り向きロボットの実装や特定方向の音に反応

音声対話開発キット「codama」


codama公式サイト
https://codama.ux-xu.com/
PaPeRo i(パペロ アイ)/NECプラットフォームズ株式会社
https://www.necplatforms.co.jp/solution/papero_i/
関連サイト
ユカイ工学株式会社

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