AIカフェロボット「root C(ルートシー)」の提供をおこなう、株式会社New Innovationsは、インターネットによる「飲食体験に関するアンケート」を実施し、その結果を2021年6月24日に発表した。
同調査では、約8割が非接触での飲食物の提供に安心感を抱いていることが判明。また、コロナ禍のマスク生活で飲食店の注文時に困ったことは「声が届かずに何度も言い直した」「メニュー名が誤って伝わった」などの回答があがった。
飲食業界におけるITやロボットの活用のメリットは?
同調査では、「飲食物の提供において非接触であることに安心を感じますか」「飲食業界におけるITやロボットの活用のメリットはなんだと思いますか」「飲食業界において、どの過程でのデジタル活用が進むことを期待しますか」「モバイルオーダーで受け取り時間は何分単位が最も好ましいですか」などの設問に対して、5月26日から6月2日にかけて、20〜50代の男女にインターネットにて回答を求めた。なお、有効回答数は324件であった。結果の詳細は以下の通りだ。
約8割が非接触の飲食物の提供に安心
「飲食物の提供において非接触であることに安心を感じますか」と尋ねたところ、「とても安心」と「やや安心」が合わせて78.1%と、約8割が飲食物の提供で非接触であることに安心を感じることがわかった。
とても安心:26.9%
やや安心:51.2%
あまり安心ではない:9.3%
全く安心ではない:2.5%
わからない:10.2%
飲食業界でITやロボット活用のメリットは「人件費」と「衛生面」
「飲食業界におけるITやロボットの活用のメリットはなんだと思いますか」と尋ねたところ、「人件費がかからない」が65.4%で最も多く、「衛生面が安心」が54.9%と続いた。
飲食業界でデジタル化が進んでほしいのは「注文」「予約」「決済」が多数
「飲食業界において、どの過程でのデジタル活用が進むことを期待しますか」と尋ねたところ、「注文」が66.7%で最も多く、「予約」が66.4%、「決済」が54.6%と続いた。
モバイルオーダーの受け取り時間は「10分単位」が最も支持
「モバイルオーダーの受け取り時間の幅が大きいと、待ち時間が発生しないか不安になりますか」と尋ねたところ、「はい」が56.5%と、半数以上の方が受け取り時間の幅が大きいことで待ち時間が発生しないか不安を感じることがわかった。また、「モバイルオーダーで受け取り時間は何分単位が最も好ましいですか」と尋ねたところ、「10分」が46.0%で最多となった。
はい:56.5%
いいえ:22.8%
わからない:23.5%
5分:20.7%
10分:46.0%
30分:17.3%
1時間:1.2%
わからない:13.0%
その他:1.9%
マスク生活で飲食店の注文時に「声が届かずに何度も言い直した」
「マスク生活になってから、飲食店の店頭で注文する際に困った経験はありますか」と尋ねたところ、「声が届かずに何度も言い直した」が36.4%と、「メニュー名が誤って伝わった」が25.0%、「サイズが誤って伝わった」が12.3%という結果になった。
声が届かずに何度も言い直した:36.4%
メニュー名が誤って伝わった:25.0%
サイズが誤って伝わった(MとLなど):12.3%
マスク生活になってから飲食店は一度も利用していない:12.7%
困ったことはない:34.0%
その他:0.6%
約6割が毎回同じ注文を店員に伝えるのがわずらわしい
「毎回同じ注文を店員に伝えることにわずらわしさを感じますか」と尋ねたところ「とても感じる」と「やや感じる」が合わせて57.1%という結果になった。
とても感じる:22.5%
やや感じる:34.6%
感じない:29.0%
同じ注文をすることはない:13.9%
勤務時間中に飲みたいものは「コーヒー」が1位
「勤務時間中に飲みたいものはなんですか」と尋ねたところ、「コーヒー」が64.5%で最も多い回答を得た。
▼ 調査概要
調査名称 | 飲食体験に関するアンケート |
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調査対象 | 20〜50代の男女 |
調査方法 | インターネット調査 |
調査期間 | 2021年5月26日〜6月2日 |
有効回答数 | 324件 |
AIカフェロボット「root C(ルートシー)」
「root C」はコーヒー需要を事前に予測して抽出を開始、ユーザーは移動途中にアプリを開いて注文も可能。「root C」の前で待つことなく、上質なコーヒーを受け取ることができるAIカフェロボットだ。
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株式会社New Innovations