株式会社SGSTは出店費用を30~40%抑えた無人店舗ソリューションである”Puvio & Go”を開発し、日本の小売業に対し販売開始することを発表した。
新ソリューション「Puvio & Go」で無人店舗市場に参入
天井に埋め込んだカメラと商品棚の重量センサーを用いた無人小売店舗が注目されている。人工知能(AI)による画像認識が店内顧客の購買行動を正確に把握し、決済まで無人化してしまう。顧客が事前に承諾していれば、顔認証による入退室管理と手ぶら決済も可能になる。株式会社SGSTはソフト開発ならびにハード開発のシステムインテグレーターとして、中国国内の協力ベンダー数社と日本向けソリューションの共同開発を行ってきた。今回、協力ベンダー及び自社開発アルゴリズムの機能追加を行い、出店費用を30~40%抑えた無人店舗ソリューションである”Puvio & Go”を開発。日本の小売業に対し販売開始する。
「Puvio & Go」の特長
1.一般にカメラやセンサーを使った無人店舗の新規出店には30-40㎡で1,000数百万円の初期コストが発生すると言われている。月次ランニングコストも数十万円かかる。これに対し、Puvio & Goの場合は初期、月次ともに3、4割の削減効果が期待できる。
2.使用する顔認証決済AIは顧客の指定するサードパーティソフトに入れ替え可能。また、他の認証方式(QRコード、PWコードなど)と合わせて利用することも可能。
3.中国国内の複数ベンダーのアルゴリズムに加え、SGST独自アルゴリズムを付加している。これにより1社だけに頼る場合にくらべ格段に精度向上させている。
4.同社の画像解析AIである「Puvio イメージングサーチ」と連携させることができる。
SGST概要
IoT、AIの領域において日本内外の最先端ソリューションにいち早く取り組み、日本の顧客向けにすばやく導入することを目指すシステムインテグレーター。ラピッド・プロトタイピングによるアジャイル開発手法を特色とし、短期高速デリバリーで優位性を発揮する。
株式会社SGST
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。