目黒区役所がAI搭載の案内ロボットを試行導入 総合庁舎を4ヶ国語で案内 タケロボの「ロボコット」選択

コミュニケーションロボットの開発、提供を手掛けるタケロボ株式会社は、目黒区役所にAIを搭載した案内ロボット(名称:ロボコット)を2022年8月15日より試行導入すると発表した。

目黒区では、区民サービスの向上及び業務効率化を図るため、総合庁舎に案内ロボットの設置及び電話交換業務のコールセンター化の試行導入を行っており、案内ロボットの設置に関して、区の総合案内所(目黒区総合庁舎の西口)を中心にロボコットを1台配置し、区民サービスの向上・業務効率化につながるかの検証を実施する。

なお、配置箇所については、総合庁舎西口の総合案内所を中心に、東口、2階Bエレベーターホール、2階駐車場口、南口と、試行導入期間中に状況を見ながら変更する予定となっている。

【目黒区役所設置のロボコットの画像】ロボコット:コミュニケーションインタフェースとして、音声(認識・発話)と画面(タッチパネル)を装備し、AIを活用して各種案内を行う、ぬいぐるみを被った、かわいいロボット。




案内ロボットの設置について

2022年8月15日から2022年9月30日まで、総合庁舎西口の総合案内所を中心に、ロボコットを1台配置。来庁者が「税務課はどこですか」「軽自動車税の課税について」など、同ロボットに向かって話しかけると、各種案内を実施する。その機能や特徴は以下の通りだ。


総合案内

来庁した目的を伝える(話し掛ける)と、担当課を音声と画面で案内する。


多言語による案内

総合案内は日本語に加え、英語、中国語、韓国語でも対応可能。


QRコード連携

担当課の場所は地図を表示するとともに、QRコードを表示し、スマホで地図を表示することができます。


大型画面での表示

ロボコットに内蔵の画面のほか、見やすい大型画面を用意している。


▼同ロボット設置概要

試行期間 2022年8月15日から2022年9月30日までのうち、開庁日の8時30分から17時15分の間(土曜日・日曜日・祝日は除きます)
設置場所 総合案内所(西口)を中心に、東口、2階Bエレベーターホール、2階駐車場口、南口と、状況を見ながら変更する予定


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ロボスタ編集部

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