AI監視カメラ映像から「転倒事故」や「手助けが必要な人」を早期発見 『みまもりAI:Duranta』をi-PRO拡張機能としてモルフォが発表

モルフォグループにおいてAIの事業化を担う株式会社モルフォAIソリューションズは、監視カメラ映像を活用した画像解析AIソリューション『みまもりAI:Duranta』(デュランタ)のランディングページを公開したことを発表した。セキュリティカメラの映像をAIが解析することで「転倒事故」や「手助けが必要な人」を早期に発見したり、進入禁止エリアの立ち入りを監視して、スタッフや係員にリアルタイムで通知することができる自動化ソリューション。

同社はi-PRO株式会社(旧:パナソニックi-PROセンシングソリューションズ)の提供する「i-PROパートナーズサークル」に加盟しており、『みまもりAI:Duranta』はi-PROのAIネットワークカメラの機能拡張ソフトウェアとして利用できる。


『みまもりAI:Duranta』の主な特徴

画像解析AIソリューション『みまもりAI:Duranta』は、工場・住居・施設・店舗などでの「転倒事故」や「手助けが必要な人」の早期発見を実現できるエッジ型のAIソリューション。『みまもりAI:Duranta』は利用環境に応じてよく使われる複数の機能をパッケージ化し展開している。

1.安心作業パッケージ(ファクトリー/プラント向け)
AIが監視カメラの画像を解析し、エリア侵入や転倒事故の発見をサポートする。


2.住居みまもりパッケージ(レジデンス向け)
AIが監視カメラの画像を解析、エントランス転倒事故や要介護者の発見をサポートする。


3.店舗みまもりパッケージ(店舗・商用施設向け)
AIが監視カメラの画像を解析、エスカレーター転倒事故や要介護者の発見をサポートする。




i-PROのAIネットワークカメラで『みまもりAI : Duranta』が利用可能

i-PRO製AIネットワークカメラは監視・防犯カメラとしての用途だけではなく、カメラ本体に内蔵したAIプロセッサーにより、画像分析・解析をカメラ内部で実現できる。『みまもりAI:Duranta』が機能拡張ソフトウェアとして搭載されることにより、転倒・白杖・車いす・滞留・侵入等をカメラ映像から高精度に検出することが可能。PC上の映像監視ソフトウェア(WV-ASM300(W)等)と連動してアラームを発報することもでき、業務の効率化や現場の安全・安心向上のサポートに活用できる。

【i-PRO株式会社ジャパンリージョン バイスプレジデント 朝比奈 純氏よりコメント】

「モルフォAIソリューションズ様の画像解析AIソリューション『みまもりAI:Duranta』に弊社のAIカメラをご採用頂けることは大変光栄に思います。昨今、IoTの急速な普及に伴い、映像を活用したAIソリューションによって様々な人々の動きを解析し、産業や事業へ利活用することで、新たな価値を創造することが期待されております。

私たちは、ブランドパーパスである「一瞬の真実を捉える」コンポーネントの販売と、これまでなかったAIテクノロジーの組み合わせによるシナジーとビジネス機会の創造により、社会の安心・安全に貢献してまいります。」


モルフォAIソリューションズについて

モルフォAIソリューションズは、AI(人工知能)の事業化に取り組む企業。行政、電力、交通、製造といった社会インフラの領域で、AI-OCR、AI-カメラをはじめとする最先端のAI技術の導入と実運用を推進している。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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