ugoが安川電機と川崎重工業と連携、複数ロボットを統合管理する「ugo Platform」で単純作業やルーティンワークを遠隔化・自動化

業務DXロボットの開発を手掛けるugo株式会社は誰でも簡単に複数ロボットを統合管理できる「ugo Platform」を株式会社安川電機が開発する産業用ロボット「MOTOMAN」(モートマン)および川崎重工業株式会社が開発するサービスロボット「Nyokkey」(ニョッキー)とそれぞれ連携させ、各社との協業を開始したことを発表した。また、両社を含む合計6社が第三者割当増資の引受先となったことも併せて発表した。


「ugo Platform」をugo以外のロボットでも利用できるように拡張

同社はugoを制御するためのクラウドシステムとして従来より提供している「ugo Platform」をugo以外のロボットでも利用できるようにシステムを拡張し、産業用ロボットにおいては安川電機の「MOTOMAN」、サービスロボットにおいては川崎重工業の「Nyokkey」と連携する。

この協業によって今後、誰でも簡単に複数台の多種多様なロボットを組み合わせて、様々な単純作業やルーティンワークを遠隔化・自動化し、現場業務の課題解決と新たな価値提供を目指していく。各社との協業内容の詳細は2022年11月30日(水)午後より開催されるイベント「ugo go! 2022」の会場内ブースにて展示される。


ugo Platformとは

ugo Platformは複数のロボットを誰でも簡単に統合管理できるロボティクスプラットフォーム。現場でロボットを活用するための様々な機能が備わり、複数台の様々なロボットを連携したり、ノーコードで誰でも簡単に業務の自動化が可能。ugo Platformを通して現場業務の見える化が可能となりデータに基づく継続的な改善ができるようになる。



資金調達 概要

同社の資金調達においては、三菱UFJキャピタルをリード投資家として以下の6社が第三者割当増資の引受先となった。

<引受先投資家(引受株式数・五十音順)>
・三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合
無限責任組合員 三菱UFJキャピタル株式会社

・川崎重工業株式会社

・株式会社安川電機

・西武しんきんキャピタル企業投資4号投資事業有限責任組合
無限責任組合員 西武しんきんキャピタル株式会社

・ツクイ・ケアテック投資事業有限責任組合
無限責任組合員 株式会社ツクイキャピタル

・Monozukuri2号投資事業有限責任組合
無限責任組合員 株式会社Monozukuri Ventures

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム