モフモフの睡眠サポート癒しロボット「ネモフ」新モデルの予約受付開始!コネモフも登場 スマホアプリ連動で機能アップ、価格は1/3に

モフモフの癒しロボット「ネモフ」が3年ぶりに新モデルとなって再びやってくる!!
「ネモフ」は3年前、クラウドファンディングで即日完売し、再販が熱望されていたという、睡眠サポートロボット。その「ネモフ」が3年ぶりに新バージョンとなって発売、予約受付を開始したことを開発・販売元のパルスボッツが発表した。





スマートフォンはネモフにあずけておやすみなさい

「ネモフ」は「ねむりのお供」をコンセプトにした睡眠サポートロボットとして2018年に発表され、ロボスタでもその様子はレポートした。(関連記事「ふわふわロボット「ネモフ」はおやすみ前の孤独感を癒し、睡眠を助けてくれる パルスボッツ製品発表会レポート」)

今回の新バージョンの「ネモフ」は、コンセプトはそのままに機能をスマートフォンアプリに移し、価格も従来の約3分の1となった。現在公式オンラインストアにて予約受付を開始しており、12月中旬~下旬の発送予定となっている。





眠りと目覚めをモフッと柔らかくサポート

ネモフはまず、モフッとした体をポンポンとなでると今の”だいたいの時間”を教えてくれる。揺れに反応するので、暗い部屋でも灯りをつけることなく操作ができる。寝るときには不思議な物語を話したり、オルゴールを奏でて入眠をサポートしてくれる。朝は伝えておいた時間に音楽を鳴らして起こしてくれる。
従来モデルのユーザーからは「毎日ネモフのおはなしを聞いて眠るのが幸せ」「一緒の生活が当たり前になっている」との声が寄せられているという。

■How to sleep with nemoph ネモフのつかいかた



機能は変わらず価格は3分の1に

今回の新バージョンでは、揺れに反応する操作方法や各種機能はそのままに、機械部分を排すことで従来品の約3分の1の価格に抑えた(税込9,900円)。新バージョンでは専用アプリをユーザー自身のスマートフォンで起動して、ネモフのしっぽにタッチしたあと、中に挿入して使用するようになっている。
人気のお話しは従来品同様に、1話約20分のオリジナルストーリーを全16種類搭載。また、言葉での操作や、ねぼけたリアクションの会話機能もそのままに、新バージョンでは聞き取りの精度が向上しているという。



新色ミックスとネモフのお供「コネモフ」

また今回、白毛と黒毛が混ざった新色の「ミックス」と、ネモフのお供「コネモフ(しろ)」が登場。「コネモフ」はモバイルバッテリーでネモフが活動中の電池消費を補うことができるネモフのサポート役。コネモフのカラーバリエーションは「しろ」のみで、ネモフとセットでの販売となっている。

新色のネモフ「ミックス」(左)、ネモフのお供「コネモフ」(右)


スマートフォンに移行したことで期待できる新たな効果

パルスボッツ代表・ネモフプロジェクトリーダーの美馬直輝氏は「スマートフォンを見続けてしまってなかなか寝られないという方が増えています。事前のアンケートでは『普段、寝る場所でスマートフォンを使いますか?』という質問に対し、92.5%の方が『いつも使う』と回答しました。寝る前のスマートフォンの見過ぎは眠りの質を下げるだけでなく、スマホ認知症の危険性にも繋がります。今回のネモフはスマートフォンを中に挿入して使うため、スマートフォンの見過ぎにも効果が期待できると考えています」とコメント。スマートフォンに機能を移したことでの新たな効果に期待を寄せているという。





専用スマホアプリは無料(iPhone/Androidに対応)

新バージョンのネモフはユーザー自身のスマートフォンに専用の「コアアプリ」をインストールして使用する。専用アプリはiPhone/Androidに対応しており、無料でダウンロードできる。


「ネモフ専用コアアプリ」の画面例

NFC対応のスマートフォンなら従来品同等の機能は無料で使用できる。またNFC非対応のスマートフォンでもサブスクリプションに登録することで、NFCを使用せずに機能を使うことができるようになる(NFCはSuicaやPASMO、Edyやnanaco、iD、QUICPayなど電子マネーが利用できる通信規格)。
また新バージョンのオリジナル要素として、お話しやオルゴールの再生対象が選べたり、アラームの手動設定ができるようになる有料の設定拡張機能も用意されている。

美馬氏は「パルスボッツでは今後もこのネモフプロジェクトを通して、より多くのお客様の快適な睡眠をサポートできるような製品づくりを展開していきたいと思います」と語っている。

関連サイト
ネモフ 公式サイト

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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