ユカイ工学「CES 2023」に出展 現代人への新たな“休憩”を提案するプロダクトを発表予定
「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社は、2023年1月5日(木)~8日(日)に米国ラスベガスにて開催される「CES 2023」に出展することを発表した。
ユカイ工学ブースの3つの注目展示
暮らしに寄り添うパートナーとして存在する親しみやすいインターフェースを持つロボットたちをお披露目し、人々の生活に癒やしや彩りを添える新しい体験を提供する。
注目展示1:新体感の休憩プロダクト(新発表)
ふしぎだけど癒やされる、新たな休憩体験を提案するプロダクトを発表する。詳細は近日発表予定。
ティザーサイト
注目展示2:いっしょに寝落ちしてくれるライトロボット「LIGHTONY」(新発表)
「LIGHTONY」(ライトニー)は「おはよう」、「おやすみ」、「ライトニー起きて!」などと声をかけると、頷いてライトをつけたり消したり、ユーザーの手元をやさしく照らしてくれるライトロボット。ベッドサイドやソファサイドに佇み、ライトを点けたままうっかり眠ってしまっても、うたた寝の表情で一緒に寝落ちしてくれる。
電気をつけっぱなしにして眠ってしまったとき、気づくと一緒に眠っている、そんなかわいい表情でやさしく寄り添い、暮らしやインテリアに溶け込むパートナーロボット。
「LIGHTONY」が生まれるきっかけとなったのは山田社長の愛称をもつ、ユカイ工学のハードウェアエンジニア山田康太氏が小学生の頃からロボット製作を続けて生まれたオリジナルロボット、「TONY ROBOT」(トニーロボット)から始まる。
ユカイ工学に入社後も平日は会社に勤める傍ら、個人での活動にも勢力的に取り組み、TONY ROBOTの仲間のロボットたちを作り、ホットサンドやドリンクを提供する屋台やキッチンカーでのロボットカフェ開店など、ロボット作りへの情熱を燃やしてきた。
アイディアをプロトタイプ化して発表する、ユカイ工学恒例イベントの社内メイカソン2022にて、TONY ROBOTから構想した「LIGHTONY」をチームで発表し、商品化を目指した開発プロジェクトがスタートした。
これまでのあゆみ(note):https://note.com/yamadasyatyou/
山田康太インタビュー:https://note.com/ux_xu/n/nbaa149e4713d
ロボットカフェレポート:https://note.com/ux_xu/n/n1ffc96a9799a
注目展示3:Matter対応の「BOCCO emo」
『CES 2023 イノベーションアワード』を受賞した家族との絆を繋ぐコミュニケーションロボット「BOCCO emo」(ボッコ エモ)を活用した「BOCCO emo プラットフォーム」の事例として、スマートホームの国際的新標準であるMatterに対応したデモを実施する。会場ではMatter対応のデモンストレーションとして、BOCCO emoとLIGHTONYが連携して、ロボット同士が対話しているような愛らしいパフォーマンスも予定している。
BOCCO emoは感情表現豊かな家族をつなぐコミュニケーションロボット。様々な情報を届け、家族の一員として振る舞う。音声メッセージの送受信やリマインド機能、天気情報の配信、ハンズフリー対話、人が近くにいるかのセンシングも可能。専用のBOCCO emoアプリでは家族内でのメッセージのやりとりや、センサーの反応を確認することができる。BOCCO emoから送った声はスマホに音声とテキストで届き、スマホから送った声や文字はBOCCO emoがしゃべって知らせてくれる。また、APIによるシステム連携で様々なサービスと連動し、生活者に寄り添った取り組みを実現する。
BOCCO emo 公式サイト
展示会概要
名称 | CES 2023 |
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会期 | 2023年1月5日(木)~8日(日) |
開催地 | アメリカ・ネバタ州ラスベガス |
ブース | Venetian Expo – Hall A-C、ブース番号:50026 |
ユカイ工学出展内容 | 新体感の休憩プロダクト(発表予定)、ライトロボット「LIGHTONY」、BOCCO emo、甘噛みハムハム、線人間、Qoobo、Petit Qoobo |
CES 公式サイト | https://www.ces.tech/ |
ユカイ工学株式会社
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。