本社をフランス パリに置くスタートアップ、Enchanted Toolsは、2月13日から15日にかけて、新型キャラクター・ロボット「Miroki」(ミロキ)を日本で報道陣向けに初披露することを発表した。身長が約120cm、ボール型の移動機構を持ち、人型のロボット。
「Miroki」は人間とコミュニケーションをとることができるキャラクター型「配達係」ロボット。忙しい看護師を支える院内医療器具配送係や、オフィスの資料配達アシスタントとして、単純配達業務を代行する。
期間中は、同社CEOのジェローム・モンソー氏が来日し、新型ロボットMirokiのデモ・ショーを公開する予定だ。ジェローム・モンソー氏は、かつてブルーノ・メゾニエ氏とAldebaran Roboticsを設立し、Pepper開発プロジェクトにも従事した人。
Miroki(ミロキ)について
Mirokiは、次世代のソーシャル・ロジスティック・ロボット、人とコミュニケーションをとることができる配達ロボット。
技術的な特徴は、
1.人と意思疎通をとる(インタラクティブ)ことができること
2.成功率97%を誇る「対象物把握」と「握る」技術によって、ものを正しくピックアップして、運ぶことができること
3.すぐれたナビゲーションを搭載、移動ができること
ととしている。
また、世界初の商用の実装となるボール状の足は、俊敏に前後左右に動くという。同社は「後ずさりする姿はまるで偉い人の前から下がるひと」のようだと表現している。
顔部分は、画面になっており、リアルタイムで表情が変化。身長は大人に圧迫感を与えない約1.23メートル、体重は約28キロで、4台のカメラと超音波センサーなども搭載。Mirokiは、かわいらしい外見で病院内や職場を明るくする「配送アシスタント」として人間を単純配達業務から解放するとしている。
■Enchanted Tools — Miroki in Hospital
■Enchanted Tools — Miroki robot on stage (Short Version)