世界累計10万台導入、トラクターや田植え機に装置する自動操舵システム 農作業の省力化を試せるキャンペーン セキド

セキドは、使用しているトラクターや田植え機などの農機に取り付けて農作業を効率化・省力化する、FJDynamics社の「FJD AT1 農機自動操舵システム」を、抽選で30名に取付費10万円~(税別)の負担で試すことができるキャンペーンを、2023年8月1日から開始した。

メーカーや年式を問わず様々な農機に後付けでき、すでに世界累計10万台超、国内でも約2,500台が導入される、もっとも手軽な農機自動操舵システムを、もっと多くの方に使ってもらい、負荷の高い農作業の省力化を進めるためのキャンペーンとなっている。

FJD 農機自動操舵システム お試しキャンペーン 概要

今回のキャンペーンは取付費10万円(税別)+地域別の移動費を負担することで、自身のトラクターを自動操舵化して、その効果を確認したい農業従事者や農機自動操舵システムの代理店を検討される方に向けてのものとなっている。

このキャンペーンにより、導入にあたっての「自分のトラクターには取付できるのか?」「実際にうちの圃場で使えるのか確認したい!」「自動操舵は見た事ないけど、大丈夫?」といった、農機自動操舵システムに関する不安を解消する絶好の機会となっており、冬の農閑期にどんなものかを試してみるだけでなく、麦の播種や冬季ならではの除雪作業など、実践的な用途で試すことができる。

最大6ヶ月のお試し期間終了後は、本体価格90万円(税別)で購入するか、別途費用10万円~(税別)で取り外しを行う。


募集期間 2023年8月1日~9月30日
募集定員 抽選で30名
お申し込み/詳細: https://sekidocorp.com/agric/try_autosteering/


FJD 農機自動操舵システムとは


FJD 農機自動操舵システムは、FJDynamics社が開発した農業機械用後付け自動操舵システムで、メーカー・型式・年式を問わず取り付けが可能となっており、低コストかつ技術習熟が不要で業界最高水準の誤差±2.5cmの操作精度を実現している。

2019年11月より販売を開始した本システムは、僅か3年半で世界120カ国以上に販売体制を確立し、累計10万台超を販売。近年では世界でもっとも販売実績のある「農機自動操舵システム」メーカーとして事業を拡大。日本国内では2020年11月より販売が開始され、2年半の期間で約2,500台を販売している。

センチ単位の作業精度


FJD農機自動操舵システムは、RTK-GNSS方式の測位システムと自社開発の高トルク高精度ステアリングモーターを採用することで、業界最高水準の誤差±2.5cmの操作精度を実現。かぶせ幅が不要になるため作業効率が大幅に向上し、初心者でもムラなく作業でき、操作疲労の低減にも繋がる。

かんたん操作


画面を数回タップするだけで誰でも簡単に操作が可能となっており、トラクターに乗るのが初めての方でも安定した走行が可能となっている。

システム構成



1.コントローラー

10.1インチタッチパネル式高輝度ディスプレイ搭載。機材や作業経路の設定、制御、作業履歴を記録・表示する端末。

2.電動ステアリングハンドル

制御ユニット(コントローラー)の情報から自動ハンドル操作を行います。手動操作への切り替えも可能。

3.慣性計測装置(IMU)

坂道での作業中でも精度を保つため、高レベルの慣性情報を提供。衛星電波が弱い時は、補正データを取得して作業を継続的に行うことができる。

4.RTK-GNSSアンテナ

衛星からの電波及び基地局やネットワークからの補正情報を受信する装置。

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ロボスタ編集部

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