日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営するeiiconはデンソーとともに、「共創により事業創造を加速する」プロジェクト『DENSO OPEN INNOVATION PROJECT』の第4期を2023年8月28日から始動。同日から「ロボット×自働化」「住民×自治体連携」のテーマで共創パートナーの募集を開始した。
プロジェクトの応募締切は2023年10月29日。
デンソー × eiicon『DENSO OPEN INNOVATION PROJECT』第4期 詳細
募集テーマ
デンソーでは、ソフトウェアとロボットによって変化に柔軟に対応し、人とロボットが協働する自働化の実現を目指しています。
ロボット×自働化の取り組みにおいて、人材不足・人負荷軽減の課題や、新しい顧客体験を提供できる新サービスの創出など、具体的な課題と現場を持っている様々な業界の共創パートナーを募集します。
ディスカッションを通じ、共創パートナーと共に様々な業界の自働化課題を解決することで新たな働き方の価値を創出したいと考えています。
デンソーの特徴・強み:
自働化ロボット、アプリ/システム、自働化ノウハウ
提供リソース:
DX-CELL:「腕」「目」「頭脳」を持ち、必要な作業や認知・判断と言った知能をソフトウェアで組み合わせることで人の様に柔軟に働くことができるロボット。実証フィールドや共創パートナーの持つ課題に合わせて、機能を追加・組合せすることで、業界の自働化課題を解決します。
共創パートナーに求めるもの:
課題・実証フィールド
希望する共創アイデア:
ロボット活用により働き方を革新する
ロボットの活用範囲の拡大やその可能性を探索します。これまで工場内に限定されていたロボットの活用範囲を、広範な産業へと拡大し、日常の様々な作業の自働化を実現します。人とロボットが協働することで作業負荷の軽減や生産性の向上が可能になり、高度なスキルや創造性を必要とする仕事に人間が集中でき、人の可能性を最大限に発揮できる環境の実現を目指します。
#観光 #ホテル #宿泊 #飲食 #イベント #水産業 #農業 #物流 #小売り #工事 #建設・土木 #教育 #清掃 #医療機関
デンソーは「ライフビジョン」の取り組みを通して自治体と住民が相互に連携し、地域や自治体の課題解決を目指します。
ライフビジョンは「誰でも」「簡単」「確実」をコンセプトにした地域情報配信システムです。情報配信に留まらず、防災・モビリティ・福祉などのサービスを通じて住民と自治体を接続し、暮らしを支える起点となっています。さらに自治体業務のデジタル化を通じて効率化・簡素化する支援も実施しています。
多様な地方行政の課題や地域の住民に向き合うため、共創しともに課題を解決していくパートナーを募集します。
デンソーの、ライフビジョン特徴・強み:
顧客基盤(72自治体へライフビジョンを導入※2023年4月時点)、多様な自治体ニーズに応えられる柔軟な情報配信機能、高齢者にも優しいユーザインタフェース
ライフビジョンの機能と目指す姿:
スマートフォンアプリ・タブレットを介した行政情報、防災情報の配信機能と、様々なサービスと連携し地域課題を解決し、自治体の暮らしを支えるサービス機能を提供しており、さらなるサービスの拡充を目指す。
共創パートナーに求めるもの:
行政課題解消に寄与するサービス・ソリューション、コア技術とBtoGに適用できる体制
希望する共創アイデア:
ライフビジョンの機能を拡張し住民と自治体の関係性をアップデートする
ライフビジョンとして特に注力する防災、公共交通、福祉分野でのサービス導入や、自治体手続きの効率化を支援し、より住民と自治体の連携が双方向に行える関係性の構築を目指します。
#防災 #災害対策 #公共交通 #MaaS #デマンドサービス #福祉 #子育て #手続き簡素化・効率化
ライフビジョンの機能を拡張し住民と自治体の関係性をアップデートする
ライフビジョンとして特に注力する防災、公共交通、福祉分野でのサービス導入や、自治体手続きの効率化を支援し、より住民と自治体の連携が双方向に行える関係性の構築を目指します。
#防災 #災害対策 #公共交通 #MaaS #デマンドサービス #福祉 #子育て #手続き簡素化・効率化
スケジュール
2023年8月28日 エントリー開始(※エントリー日によって選考時期が異なる)
第4期:2023年10月29日応募締切、同11月上旬より書類選考
書類選考:応募企業様との共創の可能性について検討。
面談選考:書類選考後、デンソーの事業担当者との面談を実施。
各期締切より一か月半後 選考結果通知
以降、社会実装に向けたインキュベーションへ
共創ビジネスモデルのブラッシュアップを行い、
事業化の可能性についてディスカッション。
その後、社会実装に向けたPoC・インキュベーションを進めていく。
応募資格
・法人登記がされていること。企業規模は問わない。
・プロダクトやサービスを保有していること。
担当者コメント
古川和弥 氏(株式会社デンソー クラウドサービス開発部 課長)
2022年5月に開始した昨年度の「DENSO OPEN INNOVATION PROJECT」では1期から3期までを通して非常に多くの反響とご応募をいただき、多くのパートナーのみなさまと共創事例を作ることができました。
今年度は「DX-CELL」というテーマを新たに加え、The 4th(第4期)を開始することとなりました。
昨年度に引き続き、デンソーの強みとパートナー様の強みを活かしつつ、共創を通じて新しいビジネスを創っていきたいと考えております。みなさまのご応募をお待ちしております。
成富一仁 氏(株式会社eiicon Enterprise事業本部 Consulting事業部 ConsultingG)
4期目となるDENSO OPEN INNOVATION PROJECT。昨年からの継続テーマ「ライフビジョン」と新たなテーマ「ロボティクス」の2つにおいて、共創プロジェクトの創出を積極的に目指してまいります。
昨年度の実績として、DEMODAYにて4法人との連携プロジェクトを紹介し、今年度も継続的なプロジェクトの推進を通じ、より多くの新しい価値創出の可能性に挑戦するオープンイノベーションプログラムです。
皆様からのご応募を心よりお待ちしております。