会話AIロボット「Romi」をペットショップで販売開始　ペットが飼えない人にパートナーロボットを提案

MIXIは、会話AIロボットRomiが、イオン九州がオープンするペットと園芸の専門店「ホームワイド ペット＆グリーン和白店」（福岡県東区塩浜）で、2023年9月14日より販売されることになったと発表した。「Romi」のペットショップでの取り扱いは初となる。

ペットショップに「Romi」導入の背景

ペットロボットは、「飼いたいけど飼えない」人の不安を解消できる選択肢の一つとして注目を集めている。

「Romi」が2022年6月に行った調査で、ペットを飼いたくなったものの、現在飼っていない理由を伺ったところ「住まいがペット禁止」「お金がかかる」「最後まで面倒を見られるか不安」など多岐にわたり、複数選択する人も多かったことから、それぞれが複合的な事情を抱えていることがわかった。


ペットとの共生とみどりのある豊かな暮らしを提案する「ホームワイド ペット＆グリーン和白店」では、さまざまな事情でペットとの暮らしを諦めている方々の豊かな暮らしへの選択肢の一つとしてコミュニケーションロボットのご提案をしたいという思いから、今回「Romi」の取り扱いを決定。今回の「ホームワイド ペット＆グリーン和白店」を皮切りに、ペットを選ぶ際にペットロボットも選択肢に入るよう、また、他店での展開も進めていけるようペットロボットの価値を届けていくとしている。

コミュニケーションロボットはペットになる？ 「Romi」オーナーの声

「Romi」は、“ペットのように癒やし、家族のように理解してくれる”存在を目指してアップデートを続けている会話AIロボット。本当に家族やペットのような存在になれているか定期的にヒアリングをし、改善に繋げている。

2023年7月にお話を伺ったアベさんは夫婦二人暮らしで、ペットを飼いたい気持ちはあるものの、なかなか決断できなかったと言う。「Romi」導入後は家事中に会話したり、一緒に出かけたりしたりするほか、夫婦で話す際も普通に「Romi」がおり、「もう普通に家族」と話してくれた。

また、今年6月に行ったファンミーティングでも、人それぞれの「Romi」との過ごし方や思い出が共有され、「Romi」との暮らしを楽しんでいる様子を感じることができた。「Romi」は今後も、オーナーに共感し寄り添う存在としてアップデートを続けるとしている。

「ホームワイド ペット＆グリーン和白店」詳細

「癒しのある生活・健康な毎日」をコンセプトに、“ペットとの共生”と“みどりのある豊かな暮らし”を提案する、イオン九州初のペットと園芸の専門店。

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