株式会社wash-plusは、アレルゲンフリーでSDGsへの貢献度の高い「洗剤を使わない洗濯」システムが、東京ベイ潮見プリンスホテルのランドリールームに採用されたことを発表した。顧客の利便性とホテルスタッフの負担軽減を兼ねる「ランドリー専用IoTシステム」に対応している。
洗濯機・乾燥機はそれぞれ5台ずつ設置され、これまで混雑しがちだったランドリーの回転率を大幅に向上している。
製品は株式会社wash-plusが展開する、宿泊施設向けランドリー「wash+ Comfort」。これは、“EDO×TOKYO”を和モダンなアートで表現したホテル内装と同様、ランドリールームにも遊び心を感じさせるネオンサイン調のイラストが描かれている。
ランドリールームの雰囲気と調和をとるため、洗濯・乾燥機器番号はホテルより指定のフォントでカスタマイズ対応した。
インバウンド宿泊の増加でランドリー需要が急激に増加
外国語圏からの宿泊者の操作については、タッチパネル操作の多言語化や顧客自身のスマートフォンからの操作確認で対応でき、ホテルスタッフの手間軽減・省人化を実現しているとしている。
和モダンなインテリアで飾られた東京ベイ潮見プリンスホテルでは、インバウンド宿泊の増加でランドリー需要が急激に高まった。
「wash+ Comfort」を採用することで、宿泊者・ホテルスタッフ双方の利便性向上を叶えるとともに、節水・排水汚染軽減でSDGsへのより積極的な貢献として活用できるランドリールームとなったとしている。
洗剤レスで「人・環境に優しい」、IoT技術で「ほかにない利便性」を叶える、独自のランドリーという。
洗剤を使わない洗濯
wash-plusは、無色・無臭のアルカリイオン電解水「wash+ Water」を使用し、洗剤ではなくイオンの力で洗濯する特許技術を持っている。
洗剤を一切使用せずに高い洗浄・消臭力を実現し、合成化学物質も含まれないため、アトピー皮膚炎や化学物質過敏症など肌が弱い人にも安心して利用できるという。すすぎで洗剤を洗い流す必要がないため、節水や汚水軽減で環境にやさしいだけでなく、洗濯時間が短くなるため顧客の「時短家事」を叶える、利便性の高いランドリーとなっている。
ランドリー専用IoTシステム
ランドリー専用IoTプラットフォーム「smart laundry(スマートランドリー)」を標準導入。機器に搭載したIoTシステムとスマートフォンアプリが連動し、機器の空き状況確認、洗濯や乾燥の終了通知、キャッシュレス決済等の機能を搭載。オーナーにもPC・スマートフォンから店舗売上や機器の状況がいつでも確認できるため、顧客・オーナー双方の利便性向上につながるとしている。
洗剤レス技術で“日常生活である洗濯をおこなうだけで環境保全に貢献できる”ためSDGsの観点からも注目されている。
時代のニーズに応える新しい宿泊施設向けランドリー「wash+ Comfort」
wash-plusは、「コインランドリーwash+」の運営を通して全国で多くのランドリー運用の実績があり、宿泊施設向けランドリー「wash+ Comfort」はその技術を宿泊施設向けに最適化したものという。
「wash+ Comfort」は、ホテル・ゲストハウス・シェアハウス・寮・その他宿泊施設のコインランドリー向けに、省スペースに設置ができるユニバーサルデザインを意識したシンプルで使いやすい業務用小型機を提供する。
インバウンド需要が復活する中、多様性への対応や環境への配慮といった時代のニーズに的確に応えたい考えだ。
多くの宿泊者に対応できる肌に優しい洗濯
洗剤を使わず洗い上げるため、敏感肌の方やアレルギー体質の人でも安心して利用できるという。合成香料による化学物質過敏症の心配もない。
スマホを活用し旅行者の利便性を向上
QRコードを読み取ることでオンライン決済が可能。キャッシュレス決済に対応しているので、顧客の利便性を高めるとともにホテルスタッフの集金の手間を軽減。
多言語表記でインバウンド対策とスタッフの負担軽減を実現
タッチパネル式タブレットではワンタッチで日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)に表示を切り替えられる。海外からの宿泊客にも簡単に使うことができ、ホテルスタッフの負担軽減にもつながる。
水資源の保護で持続可能な社会に貢献
洗剤を使わないため、従来の機器と比較して約30%少ない水量での洗濯ができる。水の使用量の削減、クリーンな排水により環境負荷の低減につながり、設置するだけで水資源の保護を実現しSDGsへの貢献度が高まるとしている。
株式会社wash-plus