ヒト型ロボットNEXTAGEによるAI検査デモを期間限定で展示　カワダロボティクスとリンクス

ヒト型ロボット「NEXTAGE」を展開するカワダロボティクスとテクノロジープロバイダであるリンクスはヒト型ロボットNEXTAGE Fillieと画像処理ライブラリHALCONのAI検査コラボレーションデモを、2024年3月25日～4月5日にかけカワダロボティクス東京本社展示する。

デモ内容について

1：展示の概要

NEXTAGEは、頭部に画像認識用のステレオカメラ、双腕のそれぞれの手先にハンドカメラが搭載されている。これらのカメラから取得した画像に対して、HALCONのステレオビジョンやマッチングなどの機能が用いられている。

カワダロボティクスでは人型ロボットの可能性を拡大するため、リンクスと共同で最新のAIを用いた画像認識機能の開発を進めており、今回はその中から、NEXTAGE　のステレオカメラや両腕のカスタマイズツールと外部追加PCに搭載のHALCONのディープラーニング機能を活用して、CADデータレスの把持点検出処理や画像分類による良否判定処理を行うデモを展示する。

2：HALCONの活用について

「HALCON22.11 Steady Edition / Progress Edition」より、「3Dグリッピングポイント検出」機能が搭載されている。ディープラーニングを活用することによりCADデータレス・高精度検出を実現。また、事前学習済みネットワークを提供しており、追加学習不要で、すぐに評価・開発することが可能となっている。

さらに、「ヒートマップ」機能も進化しており、従来よりも欠陥領域を高精度に捉えることが可能になったため、ディープラーニングと計測やブロブ処理などの後処理との連携が容易になる。アプリケーションによってはセグメンテーションの代替として利用することが可能ですので、アノテーションコストを抑えつつディープラーニングアプリケーションを開発することができる。

期間デモンストレーション展示

デモンストレーションの詳細については下記の通り。

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