カワダロボティクス ヒト型ロボットの可能性を探究する双腕ロボット「NEXTAGE Fillie OPEN」を発表 RSJ2022で展示・デモ

ヒト型協働ロボット「NEXTAGE」(ネクステージ)を展開するカワダロボティクス株式会社は、2022年3月1日にリリース・受注を開始した最新機種「NEXTAGE Fillie」をベースにした研究用ヒューマノイドロボットプラットフォーム「NEXTAGE Fillie OPEN」(ネクステージフィリー オープン)をリリースしたことを発表した。「NEXTAGE Fillie OPEN」は2022年9月5日からの第40回 日本ロボット学会学術講演会(RSJ2022)のカワダロボティクスブースにて、実機展示およびデモンストレーションを実施する。


研究開発用途向け「NEXTAGE Fillie OPEN」が新登場

カワダロボティクスのロボティクス事業は1999年に東京大学から研究用二足歩行ロボットの開発を受託したことから始まる。以来、二足歩行型のHRPシリーズ、NEXTAGEの前身にあたる上体ヒューマノイドロボット「HIRO」などを国内外の数々の研究機関向けに、研究開発用プラットフォームロボットを提供してきた。

産業用途向けのNEXTAGEをベースにした研究用プラットフォーム「NEXTAGE OPEN」は、多くの研究者研究機関で利用が広まっているオープンソースのロボット用ミドルウェア(ROS)に対応したことにより、より多くの研究機関で使いやすくなったと好評を得ている。

産業用途向けに多くの作業実績を持つNEXTAGEをベースにしたロボットプラットフォームは高い信頼性、安定性を持ち、作業性、拡張性などの面から実用を見据えた応用研究が可能。今回リリースした「NEXTAGE Fillie OPEN」のベースとなる、新機種「NEXTAGE Fillie」のコンセプト、「コンパクトサイズ」「コストパフォーマンス」「親しみやすいデザイン」により、より扱いやすく、より幅広い分野で研究用に活用できるとしている。

同社は「NEXTAGE Fillie OPEN」をいち早く体験できる場として、2022年9月5日(月)から東京大学本郷キャンパスにて開催される「第40回日本ロボット学会学術講演会」(RSJ2022)で展示する。

「NEXTAGE Fillie OPEN」概要
名称:「NEXTAGE Fillie OPEN」(ネクステージフィリー オープン)
価格:600万円~(別途ご相談ください)
※台座、ハンドカメラ等はオプションとなります。

受注開始時期:2022年10月~

仕様および詳細は、「NEXTAGE」Webサイト内に開設予定の「NEXTAGE Fillie OPEN」特設ページに掲載。

Webサイト
https://nextage.kawadarobot.co.jp/fillie


第40回日本ロボット学会学術講演会

名称:第40回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2022)
日程:2022年9月5日(月)~9日(金)
※機器展示は9月6日(火)~8日(木)
場所:東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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